計画中の道の駅 群馬県 各市町村の対応状況
群馬県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。
(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。
各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、
本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)
記号の説明:
◎ : 建設中
○ : 具体的に計画中
▲ : 前向きに検討中
△ : 設置の是非を検討中
× : 設置を否定、又は断念
- : 設置に関する議論なし
(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
安中市
0
道の駅設置を計画中。設置候補地は郷原地区、五科地区、旧松井田西中跡地、鉄道文化むらの4ヵ所。スケジュールは未定だが、市側は「できるだけ早期の整備を図っていきたい」と市議会で答弁している。(H29年市議会にて総務部長の答弁より)
伊勢崎市
0
H27年の市議会で「現時点では道の駅を検討する専門の委員会を設置する考えはない」と道の駅構想を否定。H30年の市議会では市長は「農商工連携の常設の情報発信基地の設置については調査研究を行っていく」と答弁。道の駅とは明言していないが、道の駅的施設の調査と研究を進める方針を示している。
板倉町
0
平成29年度内に国道354号線板倉北川辺バイパスが完成予定。議員より「バイパス沿いに道の駅設置の考えはないのか」という質問に対して、町側は「道の駅設置は地域の活性化を図って行く上で重要なこととは認識しているが、現在のところ具体的な計画は無い」と答弁している。(H28年町議会にて都市建設課長の答弁より)
上野村
1
既存の道の駅「上野」はH27年度重点道の駅に選定。特産品のイノブタを目玉とした商品開発、シニア向け道の駅施策の試行を行う計画になっている。
邑楽町
0
道の駅設置は町長の選挙公約。町長は周辺の3町(邑楽町、大泉町、千代田町)合同の道の駅設置を考えていたが、県の許可が下りず苦戦していた。しかし、最近になってJA邑楽館林の主導による大泉町への道の駅設置計画が浮上。邑楽町からの公式見解は示されていないが、町内への道の駅設置は断念して大泉町の道の駅のサポートに回る可能性が高い。(H30年大泉町の町議会より)
大泉町
0
西邑楽3町(邑楽町、大泉町、千代田町)共同の道の駅、または農作物直売所の設置を計画中。邑楽館林JAが道の駅設置を要望しているが、設置場所は大泉町になる見通し。町議会で町長は「具体的な話として、邑楽館林JAが是非とも大泉町でということで、今、具体的に検討と用地買収の動きがある。我々の希望である道の駅が早期実現できればと思っている」と答弁している。場所は国道354号線バイパス(大泉邑楽バイパス)沿いを予定している。(H30年町議会にて)
太田市
1
既存の道の駅の利用客(レジ通過数)はH26年度が27万5千人、H27年度が27万1千人、H28年度が25万人と減少傾向。H30年の施政方針で市長は道の駅を地消地産の拠点として機能強化を図ると発言している。(H30年度予算特別委員会の議論より)
片品村
1
H29年秋に登録された道の駅「尾瀬かたしな」H30年7月にオープン。場所は村役場付近の花の谷公園内。農作物直売所、レストラン、足湯を備えている。
川場村
1
既存の道の駅「川場田園プラザ」は全国モデル道の駅に選定。道の駅新設の動きは特に見られない。
神流町
1
既存の道の駅「万葉の里」はH29年度に店内ディスプレイの変更など小規模なリニューアルを行ったが、まだまだ近隣の道の駅と比較すると地味な印象が残る。議員より近隣の道の駅に負けないような大規模リニューアルの提案に対して、町長は「中途半端にお金をかけるのではなく、大改修しなければ成功しないと思う。今後、議員の提案を頂き、一緒に考えていきたい」と答弁している。(H30年町議会の議論より)
甘楽町
1
既存の道の駅「甘楽」は町の中央部の県道沿いにあるが、町北部の国道254号線バイパス沿いに町内2つ目の道の駅設置を検討中。議員全員が参加した全員協議会での中で全議員が提案した計画だが、今のところ手つかずの状態でH30年度予算にも計上されていない。(H30年市議会の議論より)
桐生市
1
国道50号線沿いにある公設卸売市場「桐生市場」はみどり市内に立地するものの、土地は桐生市が所有する複雑な関係。H22年に桐生市場を道の駅登録する計画が発表されたが、当時の道の駅設置条件の「設置者は所在自治体もしくは所在自治体を含む第三セクター方式あるいは公的法人等が事業主体となって設置する施設であること」という条件に合致せず断念している。現在、桐生市場を「食の駅」等の道の駅的施設として活用する検討がされているが、みどり市側で「桐生市場に道の駅を」という議論がされており、両市が共同運営する道の駅設置の可能性も考えられる。(H30年市議会の議論より)
草津町
草津町
1
渋川市
2
上信自動車道沿いの道の駅整備は市長の選挙公約。具体的な進捗が無いまま長い年月が流れていたが、ようやくH31年度より調査研究費が予算計上される見通し。当初は市の北部の川島地区に設置することを想定していたが、建設予定地の選定過程が不透明という理由から候補地は白紙となった。市側は道の駅に関して「(上信自動車道の)渋川市から長野原町までの暫定開通の時期を目途として、建設予定地の選定も含めて道の駅建設に向けて調整を図っていく」と答弁している。(H30年市議会にて建設部長の答弁より)
下仁田町
1
既存の道の駅「しもにた」はH30年1月にリニューアルオープン。高速バスの停留所、惣菜店、パン工房、ピザの店が新たに加わった。H27年度の重点道の駅に選定されている。H30年1月から3月までの3ヵ月の売上高は3178万円で対前年度比1061万円のプラス。現状は北海道など地方から取り寄せた商品が大半を占めているが、今後は干し芋、ドライフルーツ、乾燥ネギ等の地産の商品を開発して道の駅で販売する計画になっている。(H30年町議会の議論より)
昭和村
1
既存の道の駅「あぐりーむ昭和」の拡充を検討中。収穫体験施設設置と駐車場の拡大を行う。道の駅新設の動きは特に見られない。
榛東村
0
H29年4月の選挙で新村長が誕生。就任演説の中で「道の駅を誘致し村の活性化の拠点とする」と道の駅設置を宣言した。その後も村議会で道の駅に関して「自治体主体で運営するか、民間との連携を図るかを含めて総合的な意見も取り入れながら検討していきたい」と答弁している。(H29年村議会にて産業振興課長の答弁より)
高崎市
1
市議会では毎年のように西毛広域幹線道路沿いの道の駅設置計画に関して議論されている。しかし、現時点では具体的な進捗は見られない。道の駅計画が進行しない理由の一つに土地の利用制限がある。西毛広域幹線道路沿いは市街地調整区域に指定されており、建設できる建物の面積等が厳しく制限されている。市側は「西毛広域幹線道路の沿線は適正な開発が必要ということは認識しているが、無秩序な開発につながらないようにすることも必要。秩序ある開発の誘導と地域の実情に即した適切な開発手法について研究していく」と答弁している。(H30年市議会の議論より)
高山村
1
既存の道の駅「中山盆地」の拡張を計画中。児童公園を及び田んぼアートの観覧所を増設する予定。(H29年村議会の議論より)
館林市
0
H17年に発表の館林市都市計画マスタープランに「館林IC周辺に道の駅などの地場産業の振興に資する広域的交流機能の導入について検討する」と記述されているが、その後は特に道の駅的施設設置の動きなし。H30年市議会で議員より館林IC周辺の開発の可能性に対する質問に、市側は「インター周辺は市街地調整区域および農業振興地域であるため開発を進めるには課題が多いが、インター立地の優位性並びに財源確保の観点から開発の必要性は高く、工夫の余地がある。今後、情報収集や調査を行っていく」と答弁している。
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
玉村町
1
H27年5月にオープンした道の駅「玉村宿」はオープン当時は利用客が伸び悩んでいたが、その後は右肩上がりで業績が上昇。H29年度はオープン以来初となる黒字(+1940万円)を記録した。H29年度の売上高は対前年比1億円増の4億円。来客者数は対前年比12万9千人増の54万2千人。(H30年町議会の議論より)
千代田町
0
H29年の町議会で町長は「利根川新橋が完成した際には川の駅や道の駅などの大規模な施設をつくる必要があると考えている」と答弁していたが、H30年に開催された議員と住民の意見交換会では「川の駅や防災拠点を作る必要がある」と微妙に表現が変化している。隣町の大泉町にJA主導の道の駅構想が持ち上がっていることが微妙に本町の道の駅構想に影響を与えている可能性がある。
嬬恋村
0
村づくりの基幹施策の一つに、かつて道の駅構想が存在したが、現村長が就任して10年以上の間、道の駅構想は殆ど進んでいない。しかし、最近になって道の駅構想が再浮上。村長は村議会で「道の駅についての勉強会を立ち上げている。機を見てしっかりと対応したい」と答弁している。(H30年村議会にて)
富岡市
1
市の東部にある中高瀬観音山遺跡歴史公園周辺(上信越自動車道の富岡IC周辺)に道の駅設置を計画しH32年度のオープンを目指していたが、H30年4月に道の駅設置反対を公約に掲げた新市長が当選。H30年6月議会で市長は「道の駅整備については見直す」と答弁している。また、同時に補正予算で道の駅調査事業費を計上しており、今後、しっかりとした検証のもとで道の駅の方向性を判断する方針。また、既存の道の駅「みょうぎ」に関しても位置づけを検討する方針。
中之条町
2
町議会で既存の道の駅「霊山たけやま」の経営状況に関する質疑あり。市側は「黒字経営になっており順調」と答弁。もう一つの道の駅「六合」に関する経営状況は不明。(H30年町議会の議論より)
長野原町
1
既存の道の駅「八ッ場ふるさと館」の駐車場拡張を計画中。
南牧村
南牧村
1
沼田市
1
議員より廃校となった学校を利用した道の駅設置の提案あり。市長は「廃校の利活用は大きな課題。観光振興策としての活用も研究していきたい」と答弁(H28年市議会にて)。H27年に市長は「新たな道の駅設置の考えはない」と答弁していたが、少しだけ道の駅設置に柔軟な姿勢を見せ始めている。
東吾妻町
東吾妻町
1
藤岡市
藤岡市
2
前橋市
3
国道17号線バイパス(上武道路)沿いの関根町に道の駅設置を建設中。整備のコンセプトは「前橋の魅力を発信し、地域資源が体感できる、都市と農村の交流空間」。敷地面積は7haで川場村の5haを抜いて北関東一の広さになる。グランドオープンは2021年7月の予定だが、施設の整備状況に応じて部分開業を行う可能性もある。2019年度の重点道の駅候補に選定されている。(市のホームページより)
みどり市
1
市町村合併により誕生した本市は南北に細長い形状の市。北部の山間部に既存の道の駅「富弘美術館」が存在するが、南部の都市部には今のところ道の駅は設置されていない。議員より市南部の国道50号線沿いにある桐生市場を道の駅にするという議員の提案に対して、市長は「桐生市場は交通量の多い国道50号線沿いに立地し、更に広大な土地があり道の駅立地条件としては最適」と肯定的な見解を示すものの、「桐生市場はみどり市内に立地しているものの土地は桐生市の所有で建物は民間所有のもの。道の駅にするためには解決しなければならない複雑な問題がある」と答弁している(H30年市議会の議論より)。一方、土地を所有している桐生市側も桐生市場を道の駅的施設として活用を図りたい模様で、両市の利害関係が一致すれば一気に道の駅実現に向けて進む可能性もある。
みなかみ町
みなかみ町
3
明和町
0
H24年の町議会で町長は「他の道の駅との差別化を図り1時間半から2時間程度滞在する道の駅を考えている」と答弁。しかし、その後は町議会で道の駅に関する議論は無し。代わりにH30年度に入り東武伊勢崎線の川俣駅周辺開発構想が浮上。川俣駅西口に温泉、商業施設を設置する予定。道の駅登録を目指すという話は今のところ出ていない模様だが詳細は不明。