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計画中の道の駅 高知県 各市町村の対応状況

【2019年度版】

【new】
2023年度版が完成しました。
詳しくはこちらから。
高知県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。

(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。 各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、 本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)

記号の説明:
 ◎ : 建設中
 ○ : 具体的に計画中
 ▲ : 前向きに検討中
 △ : 設置の是非を検討中
 × : 設置を否定、又は断念
 - : 設置に関する議論なし

(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)

【2019年度版】

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
安芸市
1
建設予定の高規格道路「安芸自動車道」沿いに新しい道の駅「(仮称)あき」の設置を検討中。元々は高規格道路直結のハイウェイオアシスを兼ねた道の駅を検討していたが、方針を変更してインターから降りた周辺に道の駅を設置する予定。但し、現時点ではオープン時期などの細かな計画は未定となっている。(H30年市議会の議論より)
いの町
3
既存の道の駅「木の香」の運営団体がオリエントホテル高知から(株)スタジオ・クールに交代。H28年6月より営業を再開している。今後は山岳観光の拠点として老朽化した施設のリニューアルを図る予定。(H28年町議会の議論より)
馬路村
馬路村
0
大川村
0
村内には物産館とレストランを備えた道の駅的施設「大川村むらの駅」が村の南東部の県道17号線沿いにある。むらの駅に至る道路は険しく、今後道路の改良がおこなわれない限り道の駅登録は厳しい思われる。また、村側からの道の駅登録に向けた動きも特に見られない。
大月町
1
既存の道の駅「大月」の大規模リニューアルを計画中。H31年度より事業開始が予定されていたが、H30年7月の集中豪雨被害からの復旧を優先させるため、H31年度の道の駅リニューアルに関する予算計上は見送りとなった。(H31年町議会の議論より)
大豊町
1
第7次大豊町総合計画(H27年-H31年)の中には観光振興の施策として「交流拠点の整備を行う」と記載されている。但し、交流拠点とは道の駅なのか、或いは別の形態なのかに関しては今のところ不明。
越知町
0
町内にはミニ道の駅的施設の「まちの駅 おち駅」があるが、今のところ道の駅登録に向けた動きは見られない。
香美市
1
香美市では過去に市東部の「べふ峡温泉」を道の駅にする構想があり、市側は「ただの夢には終わらせず具体的にやっていきたい」と道の駅設置に強い意欲を見せていたが、H27年度以降の市議会では本件に関する議論は行われておらず頓挫した可能性が高い。また、H30年4月にまちづくり委員会が取りまとめた人口減少に関する提言書の中に市南西部の高知工科大学香美キャンパスの横(国道195号線沿い)に道の駅設置の提言あり。市側は「次期マスタープラン策定にあたり、実施可能かどうか慎重に検討しなければならない」と慎重な姿勢を見せている。(H30年市議会の議論より)
北川村
北川村
0
黒潮町
2
H26年4月に道の駅「なぶら土佐佐賀」がオープン。道の駅オープン以来、町内への観光客入込数が約50%アップの90万人を達成。観光振興に大いに寄与している。
芸西村
芸西村
0
高知市
0
×
市の南部の景勝地である桂浜公園の隣に道の駅設置を計画していたが、マスタープランの改ざん、決裁文書の偽造など様々な疑念が生じ、最終的には地元住民の過半数を超える反対署名が出され計画は中止となった。市長はH29年の市議会で「道の駅に係る地域振興策の要望が上がった際には検討する」と引き続き道の駅設置に意欲を示しているが、H31年2月に道の駅に関する決裁文書の虚偽作成の疑いで市長を初めとする職員19名が書類送検されており、実質上、道の駅は断念せざる得ない状況のようだ。(H31年市議会の議論より)
香南市
1
議員よりJA土佐香美の改編を前提にした市内に新しい道の駅設置の提案あり。市長は「JAの今後の事業に関してはまだ未定で、仮定の話を前提にした議論は議会の場ではそぐわない。可能性については絶え間なく市としても検討している。」と答弁している。(H29年市議会にて)
佐川町
0
H22年度に議会に提案された佐川町の道の駅計画はようやく最終段階に進んだ模様。現在、道の駅設置候補地の最終決定を行っている最中だが、国道33号線沿いが有力。既に土地所有者とコンタクトを取り、具体的な交渉はまだ行っていないものの土地提供には前向きな回答を得ている模様。当初は2020年度内のオープンを目指していたが、現在の進捗を考えると2020年度内のオープンは難しいと思われる。(H31年町議会の議論より)
四万十市
1
H28年4月オープンの道の駅「よって西土佐」の初年度入込客数は目標の13万人を大幅に上回る17万9千人。市では市の将来像としてH29年3月に都市計画マスタープランを策定。この中で市内に延伸が予定されている高知自動車道のインターチェンジ付近に道の駅などの市内観光の情報を発信する施設の整備が記載されている。(H29年市議会にて副市長の答弁より)
四万十町
3
町内の既存の3つの道の駅は観光施設として健闘しており、H29年度の入込客数は3駅合計で70万5千人。町全体の観光入込客数が78万人なので、道の駅が90%以上を占めていることになる。町では新たに「ハイウェイオアシス風の交流拠点整備」を立案。町内を通る高知自動車道にハイウェイオアシスを設置するという計画だが、これが道の駅になるのか、更に既存の道の駅「あぐり窪川」をハイウェイオアシス化するのか、などの詳細は決まっていない模様。(H30年町議会の議論より)
宿毛市
1
国道56号線沿いの宿毛市の中心市街地近くに道の駅設置を検討中。H28年度の高知県に対するインフラ要望項目の中に道の駅新設の要望も含まれている模様。既存の道の駅「すくもサニーサイドパーク」とは棲み分けを図る予定で、既存の道の駅はフィッシャーマンズワーフにリニューアル、新しい道の駅は地元の特産品や観光情報を発信する施設とする予定。(H29年市議会にて市長の答弁より)
須崎市
1
既存の道の駅「かわうその里すさき」はH26年度重点道の駅に選定。庁内組織に重点道の駅検討委員会を設置し、道の駅機能強化を図る予定。
田野町
1
町内に高速道路を誘致し、既存の道の駅「田野駅屋」を高速SAを兼ねたハイウェイオアシスにする計画あり。ハイウェイオアシス化により現状2.6億円の売上高を4億円にする目標を立てている。(H28.02策定の田野町まち・ひと・しごと創生総合戦略より)
津野町
津野町
1

【2019年度版】

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
東洋町
0
町内には海産物を販売する海の駅がある。海の駅に道の駅機能を併設するという議員提案に対して、町側は「現在、海の駅を試行錯誤しながら経営しているところ。安定した運営と経営が確立するまでの間、海の駅を中心に頑張っていきたい」と早期の道の駅設置に関しては否定(H26年町議会にて産業建設課長の答弁)。但し、町のホームページでは道の駅設置のための地域おこし協力隊を募集している。
土佐市
0
H14年頃に高知自動車道土佐IC付近、或いは市の南西部の新居地区に道の駅設置を検討した経緯があるが、この時には「高速道路が県西部まで延伸されたときに通過交通量などから採算性を見極めてから検討したい」との市側の回答(H14.09市議会にて市長の答弁)。但し、高速道路が延伸された現在でも道の駅設置に向けた動きは見られない。またH30年の議会で議員より道の駅を含む直売所設置の提案があったが、市側は「これからの調査、研究課題としたい」と回答を保留している。
土佐清水市
1
既存の道の駅「めじかの里土佐清水」のH28年度の売り上げは2,700万円、入り込み客数は4万8千人と全国の道の駅の中ではかなり低いレベル。住民からは「県外の人から見て恥ずかしい。閉めたらどうか」という厳しい意見も出ている。市側は道の駅の活性化策を検討中。まずは道の駅活性化に取り組む臨時職員を1名採用。今後は竜串地区に設置される新たな観光施設と連携して集客を図る予定。(H30年市議会の議論より)
土佐町
土佐町
1
中土佐町
1
H29年春に登録された道の駅「なかとさ」はH29年7月15日にグランドオープン。プレオープンの7月6日からH30年11月までの16ヶ月間に40万人を超す来客者数(レジ通過数)を記録した。道の駅の更なる魅力向上のために足湯施設の設置を計画中。最終的には温泉施設の設置も予定されている。(H30年町議会の議論より)
奈半利町
0
H28年3月策定の奈半利町まち・ひと・しごと創生総合戦略の中に「H31年度までに集落活動センターを観光拠点施設として整備する」と記載されている。町長は町議会で「国が推し進める地方創生制度を利用し、高知県東部の交通拠点としての機能確立と情報整備による町の活性化を図る」と道の駅を臭わせる発言をしている。(H28年町議会にて)
南国市
南国市
1
仁淀川町
0
H27年9月策定の仁淀川町まち・ひと・しごと創生総合戦略の中に「移動販売車による道の駅事業」という項目あり。具体的には旧吾川中学校グランドに道の駅設置を検討しているが実現には至っていない。町議会の議論の様子から察すると道の駅設置の実現可能性は低いと思われる。
日高村
0
日高村は村内への産業廃棄物最終処分場建設の見返りとして、県より振興策13事業の提示を受けている。その中に「仁淀川高架橋整備」「JR小村駅整備」「道の駅整備」「ケーブルネットワーク整備」があり、これらの中から日高村が取捨選択して事業を実施することになっている。H30年8月に産業廃棄物最終処分場周辺住民への説明会を実施。日高村がどの事業を選択するか今のところ不明だが、道の駅建設を選択する可能性はある。一方、村の中心部にある「むらの駅ひだか」はマスコミ戦術が当たり売り上げ、来客者数ともに目標を大幅に上回っている。一時は道の駅にするという話もあった模様だが、現時点では道の駅登録に向けた具体的な動きはない模様。(H30年村議会の議論より)
三原村
0
×
村の方針として「箱物の建設は自粛すべき」としているため、道の駅開設の可能性は低いと思われる。村議会等でも道の駅設置の議論は特に行われていない。
室戸市
1
既存の道の駅「キラメッセ室戸」はH29年4月にリニューアルオープン。リニューアル後の鯨館は大人の入館料は増額されたが、高校生以下は無料となった。リニューアルオープン後の1ヵ月の入館者数は約1000人。(H29年市議会にて産業厚生委員長の報告事項より)
本山町
0
第6次本山町振興計画(H22年度-H31年度)の中に「地域産業の活性化につながる活動や拠点づくりを推進する」と記載とれている。但し、この拠点が道の駅なのか等、具体的な計画については記載されていない。
安田町
0
安田町まち・ひと・しごと創生総合戦略(H27年-H31年)の中に市の南部の旧中山小中学校に多機能総合交流拠点施設の整備を行うことが記載されている。温泉付きの施設を建設予定で道の駅登録を視野に入れている可能性もありそう。
檮原町
1
既存の道の駅「ゆすはら」はH26年度重点道の駅に選定。「ゆすはらまるごとクリニック」構想の拠点として森林浴やフィットネスなど健康再生施設を整備し総合的な福祉対策を実施する予定。