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計画中の道の駅 宮城県 各市町村の対応状況

宮城県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。

(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。 各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、 本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)

記号の説明:
 ◎ : 建設中
 ○ : 具体的に計画中
 ▲ : 前向きに検討中
 △ : 設置の是非を検討中
 × : 設置を否定、又は断念
 - : 設置に関する議論なし

(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
石巻市
1
三陸縦貫自動車道の桃生豊里IC南側の国有地に道の駅「(仮称)桃生」の設置を計画中。H28年1月に道の駅設置調査の公募型プロポーザルの手続き開始を公示。H29年度に入り地元有志による道の駅設置委員会が設置され、設置場所、施設規模、管理運営体制、採算性等、さまざまな観点から検証を進め、事業実現に向けた話し合いが行われている。(H29年市議会にて桃生総合支所長の答弁より)
岩沼市
0
過去に市西部の既存施設「ハナトピア岩沼」や市東部の玉浦西地区に道の駅を設置する検討が行われてきたが、いずれも実現には至っていない。市長はH29年の市議会で「道の駅に関しては何度も検討会を作り議論してきたが土地利用が難しいという問題がある。更に検討していかなければならないと思っている」と答弁しており、今後も道の駅設置を検討していく方針を示している。
大河原町
0
H27年の町長選挙で過去に道の駅構想を掲げていた2代前の町長が返り咲き当選を果たした。前町長の時代に撤回となった道の駅構想に関して、現町長は「本町の中心性、拠点性を十分に活かす必要性を強く感じている」と答弁して道の駅設置を臭わす答弁を行っている。但しH30年の議会で議員より道の駅構想に関して問われた際、「道の駅構想に関してはH30年度予算に入っていない。また公の場で明言した覚えもないので答弁は控えたい」と態度は明確にしていない。
大崎市
3
大崎市役所近くの古川千手寺町地区に市内3つ目の道の駅「おおさき」が2019年7月にオープン。市議会では早くも4つ目の道の駅について議論が行われている。設置要望があるのは旧古川市街地の新鶴巻地区。市側は「現時点ではそのような計画は持ち合わせていない」と答弁しているが、元々、市側は「市内にはあと2つ、3つは道の駅があっても良い」と発言したこともあるので、今後、検討される可能性はある。(R1年市議会の議論より)
大郷町
1
既存の道の駅「おおさと」はH30年11月にリニューアルオープン。改修内容は物産館の耐震化工事&売り場拡張と駐車場の拡張。物産館で扱う商品は大幅に増えて、ずんだ・お餅・健康野菜をテーマにした道の駅に生まれ変わった。
大衡村
0
×
H29年1月に行われた議会と商工会の懇談会の中で「村内に道の駅を整備できないのか」という意見があったが、現状では道の駅設置は難しい状況。H29年3月の村議会で村の広報広聴常任委員長は「色々な状況を勘案すると、道の駅設置は今のところ困難」と答弁している。
女川町
0
JR石巻線女川駅東口に道の駅「(仮称)おながわ」を計画中。2019年度重点道の駅に選定されている。道の駅施設となる商業施設「シーパルピア女川」、観光物産館「ハマテラス」等は既にオープン済み。道の駅登録と同時に道の駅としてのオープンとなる見通し。
角田市
1
2019年春登録の道の駅「かくだ」は2019年4月にオープン。場所は市の南東部の角田中央公園の南側(県道272号線沿い)。
加美町
0
国道347号線沿い小野田地区に道の駅的機能を持った施設が必要という「にぎわいづくり委員会」からの提言あり。但し、今のところ道の駅ではなく「まちの駅」登録を目指す方針。また、市の中心部の中新田地区に商店街拠点施設整備を計画中。こちらも今のところ道の駅ではなく「健康の駅」を目指す模様。(H28年及びH30年の町議会の議論より)
川崎町
0
H31年3月の市政方針演説で市長は道の駅設置に向けて取り組むと発言。オープン予定時期はH35年4月、場所は年間来場者80万人の湖畔公園(町の東部の国道286号線沿い)を予定している。
栗原市
1
H29年5月に就任した新市長は市内への道の駅設置を公約に掲げている。H30年度には道の駅関連予算として604万円を計上している。オープン時期、場所に関しては未定だが、市長は「日本一の道の駅を目指して頑張る」と発言しており、大規模な道の駅を想定している模様。(H30年市議会にて)
気仙沼市
1
国道45号線沿いにある既存の地味の駅「大谷海岸」は移転リニューアルを計画中。移転先は三陸沿岸自動車道の大谷海岸ICの近く。また、三陸沿岸自動車道は市南部の本吉町谷地地内に国の経費で(仮称)本吉パーキングが設けられる予定だが、市側は本吉パーキングエリアに物産販売を行う道の駅的施設を設置する検討を進めてきた。しかし、現状では運営事業者が見つからず、市側は現状では実現が困難という見通しを示している。(H30年市議会にて市長の答弁より)
蔵王町
0
H30年策定の第5次蔵王町長期総合計画の前期基本計画(H30~H34年度)の中に「道の駅整備を検討する」という取り組みが記載された。蔵王町では過去、H13年に道の駅設置検討が行われたが、H15年に断念したことがあるが、今度こそ実現するか注目される。
塩竃市
0
×
H17年に海の駅「マリンゲート塩釜」に道の駅機能を併設する検討を行ったが、国道または県道に接続していないこと、トイレの数、情報提供のための施設空間など、道の駅要件を満たしていないため断念した経緯がある。今後も海の駅として魅力発信に努める方針。(H28年市議会にて市長の答弁より)
色麻町
0
H28年3月策定の色麻町まち・ひと・しごと創生総合戦略の中に「地場産農作物等の販促を図る道の駅事業の検討」と記されている。但し、H28年12月の町議会で議員からの道の駅設置に関する質問に対して、町長は「考えの中にはあるが、具体的には何もしていない」と答弁している。
七ヶ宿町
1
町中央部の一枚田地区に賑わい拠点施設「なないろひろば」を建設中。既にコンビニエンスストアと多目的交流棟がオープンし、今後入浴施設とガソリンスタンドの建設が予定されている。道の駅登録に関しては今のところ議会等の公の場で議論された形跡はない。
七ヶ浜町
0
本町の議会において、今まで道の駅設置に関する議論は行われていない。現在、本町では菖蒲田浜海水浴場近くの長須賀地区に交流人口拡大を図るための拠点施設設置を計画中だが、将来的に道の駅登録を目指す可能性はあるかも知れない。
柴田町
柴田町
0
白石市
0
H28年10月に現市長は道の駅設置を公約に掲げて初当選。その後、道の駅のような複合施設の設置に向けて具体的な検討を進めている。但し、現時点では道の駅登録を目指すかに関しては微妙な状況。詳細は明らかにされていないが、市議会では議員より「この複合施設は道の駅ではなくなりましたが(以下、略)」という発言がされている。(H29年市議会の議論より)
仙台市
0
「設置には地域の盛り上がりと継続する力が必要。市としてはそのような機運の広がりに期待したい。」(H27年市議会で建設局長の発言)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
大和町
0
過去に国道4号線沿いに道の駅建設を計画したことがあったが不採択となる。最近(H27年)議員より国道457号線沿いの吉田・清水地区に道の駅設置の提案あり。町長は「市街地に近いので必要性等、様々な検討が必要」と答弁。同時に「他の市町村の道の駅の中には非常にもったいない施設も多い」と発言しており、どちらかと言えば設置に消極的とみられる。(H27年町議会の議論より)
多賀城市
0
市民アンケートでは市民の多くが道の駅設置を支持。市長も道の駅設置に前向きと思われるが、議会では慎重な答弁を行っている。H30年市議会では「道の駅設置には行政だけではなく民間の力が必要不可欠と考えている。どのような運営パターンが本市にふさわしいものなのかを見据えた上で、段階的に取り組んでいくべきものと考えている」と答弁している。
富谷市
0
H28年10月の市制施行の記念事業として道の駅「スイーツの駅」設置を計画中。H30年度に申請していた地方創生推進交付金の採択が内定したため、基本構想策定作業に取り掛かる予定。場所、オープン時期に関しては現状未定。(H30年市議会の議論より)
登米市
5
H27年秋登録の道の駅「三滝堂」はH29年4月1日にオープンした。三陸自動車道の登米PA内に設置されている。
名取市
0
×
H23年の市議会で議員より道の駅設置の提案があり、市側は「道の駅設置は経営的に難しいのではないか」と設置に消極的な姿勢を見せる(クリーン対策課長が答弁)。その後は議会や各種委員会で道の駅設置に関する議論は行われていない。
東松島市
0
H27年3月の市議会の議論の中で三陸自動車道の矢本IC付近に道の駅を設置する計画が明るみとなったが、その後、市長の交代があり道の駅構想は自然消滅の形に。しかし、H29年12月の市議会で市長は「三陸自動車道の交通量は1日4万台。これを生かす手はあるはず。国の直接的に関わる事業展開など前向きに検討していきたい」と道の駅という言葉は使っていないものの、道の駅を匂わせる施設の検討を行っていることを示唆している。
松島町
0
H27年に閉館したマリンピア松島水族館跡地に商業施設の設置を計画中。施設名は「宮城県松島離宮」、H32年春の開業を目指す。観光案内所、物産館、レストランを有する道の駅的施設になる見通しだが、現時点では道の駅登録に関する情報はない。但し、水面下で道の駅登録を検討している可能性はある。
丸森町
0
議員より町役場の近くにある観光地「齋理屋敷」を中心とした道の駅設置の提案あり。町長は「道の駅のブランド力には魅力がある」としながらも「国道に面していないという立地条件を考えると適地とは考えにくい」と発言。道の駅以外の方法で賑わいの場作りを検討していることを示唆した。(H28年町議会にて)
美里町
0
国道108号線沿いに道の駅設置を計画中。H30年度に着工し、H32年度オープンを予定していたが、今後実施予定の道の駅とは別の大規模事業と実施年度が重なることから、道の駅計画は3年延期しH33年度着工、H35年度オープンを目指すことになった。(H29年町議会の議論より)
南三陸町
0
町の中心部に近い志津川地区(国道45号線沿い)に道の駅を計画中。商店街との競合を避けるために産直販売と物産販売を行わない新しいタイプの道の駅を目指す。駅のコンセプトは「森・里・海・ひと、いのちがめぐるまち」。東日本大震災の記録、映像を未来に残すため、震災の記録館、伝承館を建設する予定。今のところH32年度の後半にオープンする見通し。(H29年町議会の議論より)
村田町
村田町
1
山元町
0
常磐自動車道の山元IC付近に道の駅設置を計画していたが議会の反対により計画を軌道修正。町の南部の坂元地区に道の駅設置を設置することになった。施設完成はH31年4月の予定。但し道の駅登録は施設完成後、暫く経過してからの予定になっている。(H29年町議会の議論より)
利府町
0
国道45号線沿いの浜田地区に道の駅的施設「浜田復興交流センター」の整備を検討中。2019年3月にサウンディング市場調査を実施した。参加したのは3社。そのうちの1社は「非常にポテンシャルが高い道の駅だと思っている。代表企業または構成企業としての参加を検討したい」と高い評価をしている。但し「道の駅登録ができないと参入は難しい」との見解も示しており、今後は国土交通省が道の駅登録認可をするかどうかが鍵になりそう。
涌谷町
0
H28年2月発表の「涌谷町まち・ひと・しごと創生総合戦略案」の中に道の駅設置計画を記載。H29年度策定予定の涌谷町観光振興計画の中にも道の駅設置計画を重点施策として記述されている。場所は未定だが、町南部の国道45号線涌谷バイパス沿いにある既存の温泉付き宿泊施設「わくや天平の湯」と連携した道の駅を模索している。
亘理町
0
常磐自動車道のスマートIC近くに道の駅設置を関係者と協議したところ、時期尚早との意見が多数を占めた(H24年町議会で企画財政課の回答)。ただ、立ち消えでは無いという認識(H27年亘理町総合発展計画審議会にて)