計画中の道の駅 奈良県 各市町村の対応状況
奈良県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。
(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。
各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、
本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)
記号の説明:
◎ : 建設中
○ : 具体的に計画中
▲ : 前向きに検討中
△ : 設置の是非を検討中
× : 設置を否定、又は断念
- : 設置に関する議論なし
(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
明日香村
1
H30年春に登録された道の駅「飛鳥」はH30年9月18日に道の駅としてオープンした。近鉄の飛鳥駅前に存在した観光案内所「飛鳥びとの館」が前身。
安堵町
0
安堵町まち・ひと・しごと総合戦略(H27年-H31年)に「西名阪自動車道大和まほろばスマートICを活用した6次産業の推進」が記載されており、H31年度目標は「6次産業事化業所数を1ヵ所設置」となっている。町議会でも道の駅に関する議論は行われている模様だが、議論の詳細に関しては今のところ不明。
斑鳩町
0
斑鳩町では街歩きの拠点施設として民間誘致による(仮称)斑鳩町マルシェ・宿泊複合施設を建設中。H30年7月に事業者に関して公募型プロポーザルを実施している。公募の中では「道の駅のような」という表現になっているが、元々の計画は国土交通省お墨付きの「いかるがパークウェイ事業」であり、道の駅になる可能性は高いと思われる。場所は町北西部の法隆寺1丁目。オープン時期は不明だが、敷地内に建設予定のホテルはH33年春開業であり、その頃までにはオープンするものと見られる。
生駒市
0
市の北部の高山町に道の駅を設置するという議員からの提案に対して、市側は「市内には専業農家が少数で地産の農作物は品不足の状態。このような状況で農作物販売を主体とする道の駅設置は難しい」との回答。(H21年市議会で市民部長の答弁)
宇陀市
2
既存の道の駅「宇陀路大宇陀」はH26年度重点道の駅候補に選定。薬草加工品など6次化産業品の直売所を設置予定であったが、その6次化産業の拠点となる伊那佐農産物加工所が開業から僅か1か月で撤退を表明。賃料未払いで民事調停に発展するなど泥沼化している。
王寺町
0
町の北部、JR関西本線王子駅北口に存在した中央公民館跡地の利用方法を検討中。道の駅、宿泊施設、スポーツ施設など9つの候補の中から跡地利用方法を検討中。(H27年総務文教常任委員会の議論より)
大淀町
1
既存の道の駅「吉野路大淀iセンター」の年間利用者は約60万人。町の賑わいの中心である道の駅を農商工観光業の拠点として持続性のあるまちづくりを目指している。具体的には6次産業加工施設の新設、テラス型屋外販売ブースの増設、屋内野菜直販スペース増設等の道の駅拡充を行う予定。(H30年度町長の新年あいさつより)
橿原市
0
市の南西部の新沢千塚古墳群に公園を整備中。公園内にH28年4月に温浴施設「シルクの杜」と農作物直売所「新沢千塚ふれあいの里」がオープン。無料の駐車場もあり道の駅的施設だが、現時点では道の駅に登録されていない。今後、道の駅登録を目指すかに関しては不明。
香芝市
0
市の西部にある香芝公園を拡張し、その一部を道の駅として活用することを検討中。H28年度策定の香芝市まち・ひと・しごと創生総合戦略に道の駅構想が記載されていたが、H30年度に入り具体的な設置候補地が明らかになった。なお香芝公園は4車線化拡幅が計画されている国道165号線沿いにある。(H30年建設水道委員会にて都市創造部長の発言より)
葛城市
2
H28年11月にオープンした市内2つ目の道の駅「かつらぎ」は建設工事に関して架空の工事契約や不可解な内容の補償契約が明るみになり大きな問題になっている。但し、道の駅自体は好調で、連日、市内外から多くの客が訪れている。場所は南阪奈道路葛城IC入口付近でH27年度重点道の駅に選定されている。
上北山村
1
既存の道の駅「吉野路上北山」の大規模リニューアルを計画中。H27年から休業している村営のホテル「ふれあいの郷かみきた」と一体となったサイクリストや大台ケ原の登山客向けの施設に生まれ変わる計画になっている。H31年度内のオープンを予定。公募により施設愛称は「かみてらす」「フォレストかみきた」「もり~と」の3つの候補が選ばれている。
河合町
0
西名阪自動車道の法隆寺ICの北東側に道の駅、または情報発信拠点の設置を検討中。町側は「該当の場所に関してはH29年度にどのような施設が良いか検討する。当然、道の駅にするかに関しても検討する」と答弁している。(H28年町議会にてまちづくり推進部長の答弁より)
川上村
川上村
1
川西町
川西町
0
上牧町
上牧町
0
黒滝村
黒滝村
1
広陵町
0
町のやや西部の三吉地区にある竹取公園に道の駅設置を検討中。町が推進している竹取公園周辺地区の基本構想に道の駅の設置も盛り込んでいる。但し、竹取公園は国道に面していないため、道の駅設置に向けた国、および県との交渉は難航している模様。H30年の町議会で町側は「県道沿いの道の駅は現状数える位しかない。構想には入れているが、なかなかハードルが高い」と答弁している。
五條市
1
無料高速の京奈和自動車道の五條インター出口の国道310号線沿いに道の駅設置を計画中。H29年6月に基本計画が完成した。但しオープン時期に関しては、市側は「道の駅が質の高いサービスを提供し続けられる仕組みを探るためにも、更に議論を続けていく必要がある」と明言はされていない。
御所市
0
京奈和自動車道の御所南IC付近に地域振興施設「御所の郷」がH29年11月にオープン。H27~28年の市議会ではこの施設を道の駅として議論を行っていたが、現時点では道の駅登録されていない。今後、道の駅登録されるのかに関しては不明。
桜井市
0
道の駅設置は現市長のマニフェスト。但し、市の財政状況が芳しくなく、長期的な計画になる方針を示している。H30年市議会で議員より「まずは埋蔵文化センター(市西部の芝地区)を道の駅として利用し、財政状況が上向いたら本格的な道の駅設置に着手するのはどうか」という提案あり。市長は「道の駅としての活用も有効な手法と考えている」と答弁。今後、検討する方針を示している。
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
三郷町
三郷町
0
下市町
0
物産販売・地域交流・情報発信を行う道の駅的施設「札の辻ステーション」がH27年11月にオープン。町側はこの施設を「小さな道の駅」と呼んでいるが、現状は正式の道の駅に登録する動きは見られない。
下北山村
0
H27年10月に策定された下北山村地方創生総合戦略には講ずるべき施策のトップに国道169号線沿いにあるスポーツ公園「きなりの郷」に道の駅を整備し観光の拠点づくりを進めると記載されている。オープン予定はH31年度内となっているが、現在の進捗状況に関しては不明。
曽爾村
0
村の南部の国道369号線(伊勢本街道)は村内では唯一交通量の多い道路。この街道沿いに観光案内と地域活性化に繋がる休憩所の設置を検討中。今のところ「道の駅」という表現は公には使用されていないが、道の駅登録を目指している可能性も考えられる。(H27年村議会にて副村長の答弁より)
高取町
0
高取町まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定にあたり、道の駅設置を推進項目に入れるか議論されたが、最終的に「観光用駐車場整備(新規)」という表現になった。
田原本町
1
H29年秋に登録された道の駅「レスティ 唐古・鍵」はH30年4月20日にオープン。旧国道24号線沿いの唐古・鍵遺跡公園に隣接し、当時の建物跡を再現した遺構展示館を併設している。H30年7月末までの来客数は11万人。26年度重点道の駅候補に選定されている。
天川村
0
村の西部の廃校となった旧天川西小学校跡地に活性化拠点「てんかわ天和の里」がオープンした。道の駅的役割を果たす施設だが、現在のところ正式な道の駅登録は行われていない。将来的に道の駅登録を目指すかに関しても不明。
天理市
0
奈良県では県の最大の強みである歴史文化資源を有効に活用するために「なら歴史芸術文化村構想」を策定中。この構想の中の目玉事業として道の駅設置が挙がっている。場所は天理市のほぼ中央部の杣之内町地区で国道25号線沿いで幾坂池の横。2021年度オープンを予定している。なおH30年度の重点道の駅に選定されている。(H30年市議会の議論より)
十津川村
十津川村
1
奈良市
1
市の南西部の中町地区に道の駅設置を計画中。国内最大の円墳である富雄丸山古墳や追分梅林の観光拠点にする狙いがある。H29年9月より道の駅整備の基本計画策定作業に取り掛かる。H30年3月に基本計画が完成する予定。一方、優良な道の駅と思われていた既存の道の駅「針テラス」は新名神高速道路開通により沿道の名阪国道の交通量が減少したため経営危機に陥りつつある。運営側は市に対して道の駅の土地使用料年間7千万円を30年間支払う契約を結んでいるが、市に対して減額を要求。市が要求を拒否したため法廷論争に至り、遂にH30年12月末に運営会社との契約を解除した。但し、道の駅営業に関しては通常通り維持されることになっている。
野迫川村
野迫川村
0
東吉野村
0
村の西部の鷲家地区(国道166号線沿い)に小さな道の駅「ひよしのさと」がH29年12月にオープン。但し、国土交通省が認可する正式な道の駅ではない。今後、正式な道の駅に登録申請することも無さそう。
平群町
平群町
1
御杖村
1
既存の道の駅「伊勢本街道御杖」の隣接地に素泊まり型のホテルが建設されることが内定。オープン時期はH32年以降の予定となっている。道の駅隣接地にコンビニが無く、夜間に到着した旅行者が食事が出来ない点が懸念点で、今後コンビニ誘致を行う方針。(H30年村議会の議論より)
三宅町
0
長期的なビジョンとして、京奈和自動車道の三宅IC付近に道の駅設置の構想が存在する模様。(H27年三宅町地方創生推進委員会の議論より)
山添村
0
H28年3月策定の山添村総合計画の中には「観光の拠点づくり」という項目が記載されているが、道の駅設置に繋がりそうな施策は特に記述されていない。
大和郡山市
0
市の北部の城内町地区にある県立郡山高校の城内学舎がH32年3月に廃止される予定だが、この城内学舎跡地を市が購入することを検討中。この土地を道の駅か大型バスの駐車場として利用する構想がある模様。(H30年市議会の議論より)
大和高田市
0
過去に道の駅設置検討を行ったが、既存の道の駅との距離が10キロ未満、および大きな駐車場が確保できないという理由から道の駅設置基準に合致せず断念した。以後は道の駅設置へ向けた動きは見られない。(H21年市議会にて市民部長の答弁)