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計画中の道の駅 東京都 各市町村の対応状況

【2024年4月改定】東京都の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。

(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。 各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、 本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)

記号の説明:
 ◎ : 建設中
 ○ : 具体的に計画中
 ▲ : 検討中
 △ : 調査・研究中
 - : 否定、又は具体的な検討なし

(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
青ヶ島村
青ヶ島村
0
昭島市
0
議員より「JR青梅線東中神駅北口に道の駅または温泉を造り、東中神駅周辺の核となるランドマークにしてはどうか」という提案があったが、現時点では深い議論には至っていない。(2021年6月市議会の議論より)
あきる野市
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あきる野市では2007年に道の駅基本構想検討委員会が設置され、候補地や事業内容などが検討されたが、課題が多いことから現在まで事業化に至っていない。2019年12月の市議会では廃校となった秋川高校の跡地を利用した防災機能付きの道の駅設置の提案があったが、「秋川高校跡地は都の敷地。都が防災の拠点として使いたいなら都が計画して、本市はそれを実践することになる」と答弁している。
稲城市
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2018年の予算特別委員会で南多摩3市(稲城市、多摩市、町田市)が連携した道の駅設置に関する議論あり。市側は「多摩丘陵の自然・歴史・文化等の魅力を活用した事業の推進により、市民の相互交流や他地域からの来訪を促進し、道の駅に限らず、それぞれの市が持つ観光資源にまで波及効果を上げていくことを目指す」と発言している。
青梅市
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前市長の時代に市南東部の長渕地区にある明星大学跡地を購入して道の駅を設置する構想が存在したが、2023年11月に明星大学跡地購入反対を掲げた新市長が誕生。しかし、新市長は議員時代に圏央道青梅インター南側に道の駅を設置することを主張していた道の駅賛成派だったため、話がややこしくなっている。今後は候補地を変更して青梅インター南側に道の駅設置を推進していく可能性が高い。(2023年12月市議会の議論より)
大島町
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かつて、大島町メモリアル公園内に道の駅を設置する計画が大島町のホームページに掲載されていたが、現在は削除されている。また、町内にある海鮮市場「海市場」と農作物直売所「ぶらっとハウス」が一つの場所に移転して道の駅的な施設にするという構想も存在したが、町長は「実現は難しそう」と答弁している。(2022年6月町議会の議論より)
小笠原村
小笠原村
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奥多摩町
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議員より小河内ダム及び奥多摩湖観光の拠点となる道の駅設置の提案あり。町長は「小河内ダム及び奥多摩湖の周辺は水質保全のために都水道局が保有している。このためダム周辺に道の駅を建設することは町単独では非常に難しい」と否定的な見解を示している。(2017年6月町議会の議論より)
清瀬市
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2016年12月の市議会で議員より市内へ道の駅設置の提案あり。市側は「当市では道の駅を設置可能な土地は郷土博物館周辺の農地しか残されていないが、そこは生産緑地を指定された農地であり、農地以外への転用は非常に難しい」と答弁している。
国立市
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2017年3月の市議会で議員より道の駅設置の提案あり。市側は「道の駅設置可能な用地を確保することはハードルが高い」と否定的な見解を示している。
神津島村
神津島村
0
小金井市
0
都市部にある小金井市では市議会での道の駅の議論は低調。2011年に議員より道の駅設置の考えを問われたのに対して、市側は「道の駅を設置するための土地の確保は難しい」と答弁。その後は道の駅に関する議論は行われていない。
国分寺市
0
国分寺市が推進する先進的農業「こくベジ」をアピールするために農業公園をセットにした道の駅設置の提案あり。市側は「市内にはJAスーパーを始め、市民と生産者が交流する地産地消も展開されており、農業公園が持つ機能をほぼ揃えている。農業公園の設置は考えていない」と否定している。(2019年6月町議会の議論より)
小平市
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2015年から2016年にかけて市中央部の小川町地区にある「小平ファーマーズマーケット」の活性化案を検討。道の駅に登録する検討も行われたようだが登録は見送りとなった。別件で2021年3月に市中央部の小川町地区に農業体験などが可能な「鎌倉公園」の整備基本計画を策定。群馬県の道の駅「川場田園プラザ」を参考にしており、もしかしたら道の駅登録も視野に入れているかも知れない。
狛江市
0
都市部にある狛江市では市議会で市内への道の駅設置の議論は過去に一度も行われていない。道の駅構想も無いものと見られる。
立川市
0
都市部にある立川市では過去の市議会や委員会で道の駅設置に関する議論を行ったことは無い。ファーマーズセンター「みのーれ立川」が市内では最も道の駅に近い存在だが、道の駅登録を目指す動きは見受けられない。
多摩市
0
多摩市では老朽化と住民の高齢化が問題になっている多摩ニュータウンの再生計画の一つとして、タウン内の道路の南多摩尾根幹線沿いに道の駅を設置する検討が行われてきた。2015年までは市議会では頻繁に道の駅設置の議論が行われてきたが、2016年以降は道の駅設置の議論は少なくなった。直近では2020年12月の市議会で市側は南多摩尾根幹線沿いの再開発に関して「30年先、50年先を見据えて、皆さんとしっかりと意見交換、議論させていただきたい」と答弁している。
調布市
0
調布市では京王電鉄が主導する「京王多摩川駅周辺のまちづくり計画」を策定。大規模商業ゾーンの設置計画も記載されている。2021年9月の市議会では議員がこの施設を「道の駅」と呼んでいたが、市側からは道の駅に関する発信は無し。道の駅登録を目指す動きも特にみられない。
利島村
利島村
0
新島村
新島村
0

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
西東京市
0
西東京市では合併前の旧保谷市役所(現保谷庁舎)の敷地活用事業を検討中。住民からイベントができる広場や道の駅などを設置して欲しいという要望が多くあり、市側は人が集い、にぎわう交流の場の創出を実現できる施設を設置する方針に決定した。ただ、駐車スペースを考慮すると正式な道の駅登録はハードルが高そう。(2020年6月予算特別委員会の議論より)
八王子市
1
既存の道の駅「八王子滝山」の2020年度の来客者数はコロナ禍の影響を受けつつも約90万人と好調を維持。売上は約9億円で納入金2100万円を市に収めている。2026年度に道の駅の北側隣接地にイオンモールが開業。競合の影響に加えて、今でさえ大混雑の道の駅周辺道路の渋滞が懸念されている。市側は競合の影響に関しては「豊富な品揃えと柔軟な価格設定」、渋滞に関しては「信号の移設など警察の指導の下に行われる」と答弁している。(2022年9月市議会の議論より)
八丈町
八丈町
0
羽村市
0
2015年9月策定の羽村市まち・ひと・しごと創生計画の中に道の駅設置検討の項目が加わった。2016年12月の市議会で市長は「道の駅または、まちの駅機能を有する施設の整備に取り組む」と発言している。2019年9月の市議会では「サイクリングステーションの整備と合わせた整備を行いたい。場所は多摩川近くの羽村の堰を予定している」と答弁している。実現時期に関する答弁は行っていない。
東久留米市
0
2022年12月の市議会で市内への道の駅設置に関して、市側は「道の駅は地域活性化の拠点として非常に魅力があると考えている。実現に向けて課題を整理し、調査・研究を進めていく」と答弁。以前は道の駅設置に消極姿勢だった東久留米市だが、前向きな姿勢に変化しつつある。
東村山市
東村山市
0
東大和市
0
2011年の市議会で道の駅設置に関して、市長は「地場産業の販売促進に有効な手段と考えている。設置候補地を含めて研究・検討したい」と答弁したが、その後は特に道の駅設置の動きは見られない。市議会でも、その後は道の駅設置に関する議論は行われていない。
日野市
0
長年にわたり道の駅設置を検討していたが、最終的にJAが主導する「日野市版の道の駅」を目指すことになった。日野市版道の駅は国交省に登録する正式な道の駅とは異なる。設置場所は市の東部の国道20号線バイパス(日野バイパス)沿いの万願寺6丁目。施設名称は「Farmer's market東京 みなみの恵み」。
日の出町
0
2011年3月作成の日の出町商工業振興計画の中に「道の駅設置の可能性を検討する」とあるが、その後、町議会等で道の駅に関する議論は見られない。
檜原村
0
村北部の小沢地区に2021年7月にじゃがいも焼酎製造施設。2021年10月におもちゃ美術館がオープン。村ではこれらの施設を道の駅的施設と呼び道の駅のような運営を行っているが、正式な道の駅ではない。また現状は道の駅登録の動きも見られない。
府中市
0
2021年9月に市内の米軍通信施設の土地(府中基地跡地)が返還されたことに伴い、府中基地跡地の利用方法を検討中。2019年12月から2020年1月にかけてパブリックコメント手続気を行ったが、その中に「道の駅整備」という要望も入っていた模様。公開されたパブリックコメントの実施結果には「道の駅」という名称は使わず「大きな商業施設の誘致」という名称で表現。市側は「地域への貢献が出来る事業者を誘致できるよう、実現に努める」と回答している。(2020年4月発行の府中基地跡地留保地ニュース第8号より)
福生市
0
2001年に道の駅設置の検討を行ったが、運営を行う商工会側が条件として「赤字が発生した場合の補填」を要求したため交渉が決裂。以後、長らく町議会などでは道の駅設置の議論が行われていなかったが、2020年12月に久しぶりに議員より道の駅設置の提案あり。町長は「年を通しての地元産品の確保が困難、また経営責任など課題が多いので慎重に考えるべきもの」と道の駅設置に消極的な姿勢を示した。
町田市
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市の中央部の野津田地区にある四季の花々を観賞可能な薬師公園に道の駅設置の計画が存在したが、駐車場を有料にする方針が決定したため道の駅登録は断念した模様。市では過去にも北部丘陵地帯の多摩モノレール沿線に道の駅を設置する計画も存在したが、こちらも今のところ進捗は見られない。(2018年3月市議会の議論より)
御蔵島村
御蔵島村
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瑞穂町
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現町長の就任初年度(H13年)に道の駅設置に向けて検討したが、運営を行う商工会側が条件として「赤字が発生した場合の補填」を要求したため計画が頓挫し現在に至っている状況。(H25年市議会にて町長の答弁)
三鷹市
0
議員より将来的に予定されている外環自動車道開通を見越した市内への都市型道の駅設置の提案に対して、市長は「道の駅で販売する農作物は当然(都市部である)三鷹市では集めきれない。供給体制をどうするか、また広大な駐車場をどのように準備するか等、課題は多いが様々な問題をしっかり議論して実現に向けて引き続き検討を続ける」と答弁している。(2019年6月市議会の議論より)
三宅村
三宅村
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武蔵野市
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武蔵野市では過去に市議会で道の駅設置に関する議論が行われたことはない。都市部にある武蔵野市は道の駅を設置するには不向きと考えられる。
武蔵村山市
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過去には市内にある「村山温泉かたくりの湯」を道の駅登録することを目指し、2016年までは毎年、年頭の施政方針で言及されていた。しかし、2017年以降は施政方針から道の駅に関する項目は消え、現在に至っている。2022年12月の市議会で議員より再び「村山温泉かたくりの湯」を道の駅に登録するという提案があったが、市長は「道の駅登録要件には休憩機能があるが、そこには駐車場、トイレ、オムツ交換スペース、電話が必要。現在の当該施設では全てを満たすことは難しい」と答弁している。