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計画中の道の駅 山梨県 各市町村の対応状況

【2019年度版】

【new】
2023年度版が完成しました。
詳しくはこちらから。
山梨県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。

(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。 各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、 本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)

記号の説明:
 ◎ : 建設中
 ○ : 具体的に計画中
 ▲ : 前向きに検討中
 △ : 設置の是非を検討中
 × : 設置を否定、又は断念
 - : 設置に関する議論なし

(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)

【2019年度版】

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
市川美郷町
0
中部横断自動車道の六郷IC付近に道の駅を設置するのは現町長のマニフェスト。但し、公約になっている割には町議会における道の駅に関する議論は少なく、H29年6月町議会で町長が「道の駅は新たな町の玄関口として重要な位置づけであるものと認識している」と答弁したのが最後。しかし、道の駅とは呼んでいないが六郷インター周辺の産業振興策に関しては検討が進んでおり、H30年12月の議会で町長は「インター周辺の活性化を念頭とした重点プロジェクトとして位置づけ大手コンサル業者などを現地に案内して開発の可能性を検討しており、今後も継続して努力していく」と答弁している。もしかしたら道の駅以外の方法で町の活性化を図ることも念頭に入れているかもしれない。H29年6月の議会では道の駅オープンはH32年度を目標としていたが、これも変更になっている可能性がある。
上野原市
0
H27年12月に公表された上野原市広域防災・交流拠点整備事業概要書には中央高速道路の談合坂スマートIC(計画中)付近に道の駅を設置する計画が記載されていたが、その後は特に進捗は無し。但し、H31年上期にはいよいよ談合坂スマートICが供用される見通しで、道の駅設置などの周辺地域の活性化策も本格化する可能性はある。
大月市
0
中央自動車道大月ICの西側の下真木地区に道の駅を設置する議員提案に対して、市側は「関係者の意向も踏まえた中で慎重に対応したい」との回答。(H27年市議会にて市長の答弁)
忍野村
0
H30年2月発行の「第6次忍野村総合計画 特産品開発部会報告書」に道の駅と似た性格を持つ「水の駅」設置計画が記載されている。報告書の中には「こぶちざわ」等、県内の人気の道の駅の事例が記載されているが、現時点では水の駅と道の駅のW登録は検討されていない模様。
甲斐市
0
×
国道20号線沿いにあったケーヨーデイツー竜王店はJR中央本線の竜王駅前に移転。議員より跡地を道の駅にする提案が出されているが、市長は「市で活用したいという夢はあるが、如何せん土地が高い。民間で活かしてもらった方が良いと思う」と議員の提案を否定している。(H29年市議会にて)
甲州市
1
×
市の東部の塩山地区(国道411号線沿い)に道の駅を設置するという議員からの提案に対して、市側は「安定的な運営、誘客にふさわしい設置場所、また民業圧迫の影響など勘案すると道の駅設置は厳しいと判断せざる得ない」と道の駅設置を否定した。(H30年市議会にて観光商工課長の答弁より)
甲府市
0
中央高速の甲府南IC付近に道の駅的施設「風土記の丘農作物直売所」がH25年にオープンした。H24年発行の基本計画の中には「一定期間、施設の運営状況の推移を見た上で道の駅登録をするか判断する」と記されている。オープンから約5年経過し、そろそろ道の駅登録をするか否かの判断が行われるものと思われる。
小菅村
1
H27年3月に道の駅「こすげ」がオープン。僻地にありながら年間20万人の客を集めている。道の駅改修、新設に関する動きは特にみられない。
昭和町
0
昭和町の議会ではH19年に町の南部の常永地区に道の駅設置の検討が行われたものの実現せず。その後は議会において道の駅設置に関する議論は行われていない。
丹波山村
1
既存の道の駅「たばやま」に併設されている温泉「のめこい湯」はH30年6月から300円もの大幅値上げで900円となった。更に、以前は利用可能だった各種100円の割引券(JAF会員割引)等も利用不可となった。代わりに村内の宿泊施設に宿泊された方は300円で利用可能となる。村長は「村内の宿泊施設に大勢のお客様が利用してもらうための施策」と話しているが、大幅値上げの影響が利用客数の減少に繋がらないか懸念されている。
中央市
1
市の北東部の旧玉穂町地区に農作物直売所の設置を検討中。但し、現時点では道の駅登録を目指す予定は無い模様。(H26年市議会の議論より)
都留市
1
H28年春登録の道の駅「つる」はH28年11月にオープン。場所は市北部の大原地区で近くにリニア新幹線の実験走行を見学可能なリニア見学センターがある。H29年度の売上は2億6千万円、来場者数は70万人。目標の売上1億5千万円、来場者数55万人を大幅に上回り、利益の一部を市に寄付金として還元している。(H30年市議会の議論より)
道志村
道志村
1
鳴沢村
1
既存の道の駅「なるさわ」は県内屈指の人気の道の駅だがH22年度をピークに売り上げは減少。H29年度の売上高は5億2千万円になっている。村ではオープンから23年目となる道の駅施設のリニューアルを行いたい方針だが、道の駅周辺が国立公園に指定されているため建築物に制限が掛かっており、なかなか難しい状況のようだ。(H30年村議会の議論より)
南部町
2
H29年秋登録の町内2つ目の道の駅「なんぶ」はH30年7月にオープン。場所は町の北部の中野地区で中部横断自動車道の南部IC(H31年夏供用開始予定)のすぐ近くにある。一方、既存の道の駅「とみざわ」は今まで指定管理料無しで経営していたが、H31年度からは年500万円の指定管理料を町が支払うことが決定した。(H30年町議会の議論より)
西桂町
西桂町
0
韮崎市
韮崎市
1
早川町
0
町内には「森の駅 南アルプスプラザ」がある。観光案内所、物産館、農家レストランを備えた町内では一番道の駅に近い施設であるが、今のところ道の駅登録に向けた動きは見られない。また、H27年度に策定された早川町創生総合戦略の中にH32年度までに観光センターを建設する計画が記載されているが、この新設予定の観光案内センターに関しても道の駅登録に関する言及は無い。
笛吹市
0
×
JR中央本線の石和温泉駅南側に河川整備と一体となった交流拠点構想(ミズベリング構想)を展開していたが、最終的に市民の同意が得られず計画は中止。かつてはこの交流拠点を道の駅にするという話も出ていたが、道の駅に関しても実質上頓挫という形になった。(H29年市議会にて市長の答弁より)
富士河口湖町
富士河口湖町
1
富士川町
1
中部横断自動車道の延伸により、既存の道の駅「富士川」は高速道路の増穂PAと接続。ハイウェイオアシスとしての機能を持つことになった。利用客も大幅に増え、H29年度の売上は4億9千万円、900万円の当期純利益を確保した。(H30年町議会の議論より)
富士吉田市
1
既存の道の駅「富士吉田」は年間154万人を集める人気の道の駅。現在、道の駅を中心とした周辺エリアの一体整備を行う(仮称)富士の杜巡礼の郷公園を建設中。相乗効果による更なる集客を目指している。(H30年市議会の議論より)
北杜市
3
既存の道の駅「こぶちざわ」は年間58万4千人の客を集める人気の道の駅。しかし、建物が狭く、特に地産の農作物販売が十分に出来ていない状況。このため、新たな農作物直売所を建設中。H31年4月に完成の予定。なお、本駅はH26年度の重点道の駅候補に選定されている。(H30年市議会の議論より)
南アルプス市
1
×
市内2つ目の道の駅登録を視野に入れH27年6月にオープンした体験型交流施設「南アルプス完熟農園」は経営不振のため営業開始から僅か7か月で営業停止。今後は農業6次産業化施設の拠点として活用する予定だが、道の駅設置に関しては大きく後退した形となった。
身延町
2
町内に設置される3つのインターチェンジ(1つは既存IC、2つは計画中)を活用した道の駅設置の議員からの提案に対して、町長は「本当にいい場所があれば、そういうことも検討していきたい」と答弁(H28年町議会にて)。また、議員からの既存の道の駅「しもべ」の新たなコンセプトを持った施設へのリニューアルに関して、町側は「外部有識者を含めた検討委員会の設置を考えている」と答弁している(H30年町議会の議論より)。
山中湖村
0
山中湖村では以前より道の駅設置の可能性を模索してきたが、H30年9月に国土交通省より山中湖村における道の駅構想が「地域活性化のための基盤推進支援事業」の内定を得た。これを受けて村では道の駅設置事業の推進に本格的に着手。場所は山中湖の南湖畔にある文学の森公園内が有力。(H30年9月村議会における村長の所信表明より)
山梨市
山梨市
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