計画中の道の駅 大阪府 各市町村の対応状況
【2024年4月改定】大阪府の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。
(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。
各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、
本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)
記号の説明:
◎ : 建設中
○ : 具体的に計画中
▲ : 検討中
△ : 調査・研究中
- : 否定、又は具体的な検討なし
(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
池田市
0
2022年8月に開催された総務常任委員会の場で、市西部の国道423号線沿いに存在した細河園芸センターの跡地を活用し、同センターの機能を存続させた、植木と園芸をテーマにした道の駅のような交流拠点の整備を検討していくことが明らかにされた。「道の駅のような」と言う表現は微妙だが、2023年12月の市議会で市側は「民設民営で実現可能な事業スキームを官民連携で検討する方針」と答弁。道の駅は基本的に公設施設であり(例外あり)、道の駅登録される可能性は低いと思われる。
泉大津市
0
市西部の曽根地区から和泉市池上町に至る場所に大規模な弥生時代の遺跡群「池上曽根遺跡」があるが、議員より遺跡公園近くに道の駅設置の提案あり。市側は「道の駅設置は新たな観光資源と成り得る」と効果を認めつつも、「隣接する和泉市とも歩調を合わせなければならず、現時点では研究課題としたい」と答弁している。(2018年12月市議会の議論より)
泉佐野市
0
府道29号線(大阪臨海線)沿いのコンビナート背後緑地に道の駅設置を検討中。元々は市東部の山間の大木地区に犬鳴山温泉の活性化を目的とした道の駅設置を計画していたが、周辺道路の12時間当たりの交通量が大阪府の道の駅登録基準である1万台に足りずに断念。2021年12月の市議会で臨海部への道の駅設置に転換することが明らかにされた。計画自体はまだ初期段階だが、一般的に道の駅設置で大きな懸案となる土地の確保は既に解決済み。但し、コロナ禍の影響を受けた2022年以降は市議会における道の駅の議論は少ない。2023年3月の市議会で久々に議論が交わされ、市側は道の駅設置に引き続き意欲は見せているものの、具体的な進捗は見られない状況。
和泉市
1
既存の道の駅「いずみ山愛の里」は2022年4月に大規模リニューアル。新しい建物の中に農作物直売所が入り、直売所が入っていた既存の施設にはレストランがオープンした。リニューアル後の来客数、売上はまだ情報が入っていないが、過去のピーク値(2010年度)だった来客数20万5千人、売上2億2千万円は軽く更新しそうな勢い。
茨木市
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2023年度供用予定の安威川ダムにあわせてダム周辺に道の駅的施設を建設中。2024年春のオープンを予定している。施設名称は「ダムパークいばきた」。正式な道の駅に登録されるかどうかに関しては市側からまだ発表されていないが、ダム交付金を活用した道の駅は全国に幾つもあるので道の駅に登録される可能性も否定できない。(2020年9月建設常任委員会の議論より)
大阪狭山市
0
市南部の大野東地区に近畿大学病院があるが、近畿大学病院は2025年11月に移転予定。近畿大学病院の跡地利用に関して国土交通省所管の先導的官民連携支援事業の採択を目指している。先導的官民連携支援事業のメニューには道の駅整備や都市公園などのメニューがあり、道の駅整備のメニューを選択する可能性もありそう。但し、今のところ市側から道の駅設置に関する情報は発信されていない。(2022年3月市議会の議論より)
大阪市
0
過去に議員より大阪市中央卸売場に隣接した道の駅設置のアイデアが出されたことがあるが、今までの大阪市会では道の駅設置に関して深い議論に至ったことは無い。
貝塚市
0
市南部の木積地区に存在していたスーパーマーケットが閉店となり、議員より買い物難民救済のために道の駅設置の提案あり。市側は「道の駅に限定せず、食料品販売施設設置についてJAに対して意向を確認したい」と答弁。道の駅に関しては「道の駅に登録するためには交通量に応じた駐車場が求められるが、スペース的に難しい」と否定的な見解を述べている。(2019年12月市議会の議論より)
柏原市
0
過去に国道25号線沿いの森組採石場跡地に道の駅を設置する構想があったが、当時の市の厳しい財政状況から2008年3月の市議会で道の駅関連の予算が否認されたことにより断念に至った。その後は暫くの間、市議会や委員会で道の駅設置の議論は行われていなかったが、2022年12月に久しぶりに議員より道の駅設置の提案あり。将来的に供用予定の都市計画道路田辺旭ヶ丘線を活用した道の駅提案だが、市側は「2022年3月改定の柏原市都市計画マスタープランに、将来像として産業の活性化を目指したまちづくりとして位置づけている」と抽象的な答弁を行っている。
交野市
0
2011年に始まった「交野いきいきマルシェおりひめの駅」は将来的に道の駅登録を目指して建設された施設。ただ、設置から10年以上も経過した現在でも道の駅登録に向けた進捗は無く、道の駅登録は断念した可能性が高い。最近の市議会では道の駅登録に関する議論も行われなくなっている。
門真市
0
門真市では過去の市議会や委員会で道の駅設置の議論は行われたことが無い。市域は都市圏にあり市の面積も狭いこともあり道の駅設置には向かない立地であることは間違いはない。
河南町
1
既存の道の駅「かなん」は2015年度の重点道の駅に選定。道の駅周辺の土地を購入して駐車場の拡張と民間活力を活用した飲食施設が入る新コンテンツ棟の建設を計画している。ただ、新コンテンツ棟に対する民間の動きは鈍い状況。事業者の公募を行ったが新コンテンツ棟に対する応募はゼロの状況。購入した土地は放置の状況にあり砂ぼこり対策のために新たな出費が生じる等、対応に苦慮している。引き続き、購入した土地の有効活用方法について検討を行う方針。(2022年9月町議会の議論より)
河内長野市
1
2014年開業の「奥河内くろまろの郷」は2017年春に道の駅に登録。道の駅登録効果は絶大で登録初年度の売上は前年度比144%の1億3千万円、レジ通過者数は前年度比137%の11万4千人、隣接のJA施設と合算すると45万8千人の来客数を記録した。2021年度の利用客も57万8千人、売上は9億2千万円と好調をキープ。あまりの人気ぶりに駐車場待ちの渋滞が発生する問題が生じているが、近隣土地の購入が難しくなかなか解決が難しい状況。(2022年6月市議会の議論より)
岸和田市
1
既存の道の駅「愛彩ランド」は年間100万人以上の客を集める人気の道の駅。更なる活性化を目指し、鉄道の和泉中央駅と道の駅を結ぶバス路線を開設する予定。また、市西部の港緑町に「みなとオアシス岸和田」が2019年10月にオープン。道の駅とみなとオアシスのダブル登録も検討された模様だが、今のところ道の駅登録は行われておらず、最近では道の駅登録に向けた動きも見られない。
熊取町
0
町の南東部の永楽ダム近くにある「永楽ゆめの森公園」に道の駅設置を検討していたが、2016年12月の議会で永楽ゆめの森公園の駐車場を有料化する議案が可決。無料の駐車場を提供という道の駅登録要件を満たさなくなり道の駅計画は断念に至った。
堺市
0
過去の市議会では南区にある農作物直売所「ハーベストの丘 またきて菜」を道の駅に登録する提案、堺区にある「さかい利晶の杜」を道の駅に改修する等の提案があったが、いずれも実現せず。近年の堺市議会や各種委員会では道の駅設置に関する議論は行われていない。
四条畷市
0
道の駅設置は以前、検討が行われていたが、「年間を通して安定した農作物の供給ができない」「採算が取れる可能性が低い」という理由から一旦は断念。2016年度より住宅や買い物の利便性を町ぐるみで考える必要性があるという市長の思いより、道の駅設置に関して関係各署が意見交換が始まっているが、具体的な計画は存在しない模様。
島本町
0
過去にJR東海道本線島本駅前にある歴史文化資料館を町は道の駅的な活用を検討したことがあったが、今のところ道の駅登録に向けた動きは見られない。
吹田市
0
市西部の千里南公園にカフェ「バードツリー」が2019年2月にオープン。2017年度の建設委員会の議論の中で、「道の駅的にするのはどうか」という提案があり、市側は「事業者の提案の中でそういうものがあれば、しっかりと見極めたい」と応じたが、今のところ道の駅登録に向けた動きは見られない。
摂津市
0
議員より市中央部の鳥飼地区に情報発信の都市型道の駅設置の提案あり。市側は「より効果的な地域活性化のため、施設単体での整備だけではなく、社会資源として、民間の商業施設等々を含めハード・ソフト両面から今後研究をしていきたい」と答弁。ハード面の整備方法として道の駅設置もあり得ることを示唆した答弁をしている。(2019年9月市議会の議論より)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
泉南市
0
りんくうタウン内に道の駅的施設「サザンぴあ泉南」がある。泉南市議会ではこの施設を「泉南の道の駅」と呼んでいるが、正式な道の駅ではない。正式な道の駅登録を目指す動きは今のところ見られない。
太子町
1
既存の道の駅「近つ飛鳥の里太子」は2022年度より公募で選考された新たな事業者による運営がスタート。地域振興及び観光拠点施設として、より効率的かつ効果的な活用を進める方針。また、2015年3月の町議会で議員より南阪奈道路の太子ICを活用した町内2つ目の道の駅設置の提案があった。ただ、その後は町議会で2つ目の道の駅設置に関する議論は行われていない。前回の総合計画に記されていた「太子インターチェンジ周辺において、地域経済の活性化につながる産業の誘致に努める」という道の駅誘致を示唆する文言も、2020年策定の第6次太子町総合計画では記載がなくなっている。
高石市
0
過去には議員よりJR阪和線富木駅西口の取石地区に道の駅設置の要望が出されたことがあるが、道の駅設置に向けた動きは特にみられない。最近では市議会や各種委員会で道の駅設置に関する議論は行われていない。
高槻市
0
一部の市民や農業関係者から道の駅設置を望む声があるものの、今のところ道の駅設置に向けた具体的な検討は行われていない模様。市議会や各種委員会では道の駅設置に向けた具体的な議論は行われていない。
田尻町
0
町内には観光交流拠点として海の駅「たじり海の駅」が存在。道の駅に関しては今のところ設置に向けた動きは特に見られない。
忠岡町
0
忠岡町議会では過去に一度も道の駅設置の議論は行われていない。忠岡町は全国で最も面積の小さな町。大きな土地が必要な道の駅設置には不向きで、農作物の供給面でも問題があると考えられる。
大東市
0
2018年12月市議会で市北東部の北条地区に議員より道の駅設置の提案あり。市側は「24時間トイレの設置、十分な容量の駐車場など、要件的に困難だが、可能性について調査研究を進めていく」と答弁している。ただ、その後の市議会、各種委員会では道の駅設置に向けた議論は行われていない。
千早赤阪村
1
「日本一かわいい道の駅」をキャッチフレーズにした本村の道の駅「ちはやあかさか」だが、2018年2月に当時の受託者である楠公史跡保存会が突然、一方的に道の駅閉鎖を発表。その後、一般社団法人ちはやあかさかくらすとの協議を重ね同年4月に暫定リニューアルオープンした。その後は暫定オープンの状態が続いているが、本格オープンについて村側は「村内には道の駅を含めて2つの農作物直売所があるが、2つの同様の施設を維持するのは困難と考えている。道の駅と農産物直売所との連携が必要であり、これらの施設がどのようにうまく連携できるかを検討している状況」と答弁している。過去には新しい道の駅設置を目指すという村長の発言もあったが、このような状況では道の駅新設は難しそう。近年の村議会では道の駅新設に関する議論は行われていない。(2019年9月村議会の議論より)
豊中市
0
飛行機の離発着を間近で見られる公園を(仮称)原田緩衝緑地に計画中だが、議員よりこの公園を大阪・関西万博開催を見据えて阪神高速から一時退出可能な道の駅として整備するアイデアが出されている。ただ、現状ではアイデアの段階であり、深い議論には至っていない。(2022年8月総務常任委員会の議論より)
豊能町
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町役場南側の余野地区(国道423号線沿い)に道の駅設置を計画し、2018年には道の駅基本構想を策定していたが、財政的な理由により2019年度に入り道の駅設置は断念することになった。ただ、2022年度に入り道の駅的施設「トヨノステーション」の設置を計画。町長は道の駅登録は行わない方針だが、町議会では財政的な問題で道の駅設置を断念したのに、再び道の駅的な施設を設置することを問題視。更に道の駅という名称が付くかどうかで集客力に断然の差が付くと主張する議員もあり、町議会では大きな論争になっている。(2022年9月町議会の議論より)
富田林市
0
市南東部の甘南備地区にある農業公園「サバーファーム」を道の駅に登録することを計画中。市側は2022年9月の市議会で「市内最大の集客拠点を目指すため、将来的には道の駅として登録していく方向性を位置づけている」と明言している。また2023年夏から登録申請の窓口に当たる大阪府の担当部局と意見交換を開始し、登録条件を満たすための施設の整備やバリアフリー化等を行うことなど、幾つかの指導や助言を受けていることも明かしている。
寝屋川市
0
2017年3月の市議会で議員より道の駅設置の提案あり。市長は「道の駅は観光資源が乏しい本市にとって、市の発展には重要と考えているが、事業主体、整備手法、維持管理など様々な課題があることから、引き続き、調査・研究していく」と設置に前向きな発言を行っていたが、その後は特に道の駅設置に向けた具体的な動きは見られない。
能勢町
1
既存の道の駅「能勢(くりの郷)」は来客者数などの数値は明らかにされていないが好調の模様。過去には国道477号線沿いに町内2つ目の道の駅建設計画が存在したが、2013年以降、町議会では新しい道の駅設置に関する議論は行われていない。
羽曳野市
1
市内の道の駅「しらとりの郷・羽曳野」は西日本で最も成功したとも言われる人気の道の駅。ただ、あまりの集客数の多さに周辺道路の渋滞が深刻な問題になっている。市の最大の観光施設でありながらバスの定時運行が確保が出来ないため道の駅前のバス停が廃止されるほどの影響が出ている。渋滞対策のために道の駅前の交差点、信号の改良を府に要請中。
阪南市
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過去に市北西部の鳥取中町に道の駅設置の計画が存在した。2013年12月の市の広報誌で道の駅「こーたりーな阪南」がオープンすると発表したが、その後、用地の一部が未取得だったことが判明して道の駅設置は中止となった。その後は議員より幾度か道の駅設置の提案が出されているが、今のところ道の駅設置の動きは見られない。
東大阪市
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万博開催に合わせて花園中央公園に道の駅を設置する計画が存在したが、断念に至った模様。2022年9月に開催された環境産業委員会の場で委員より道の駅断念に至った理由の提示を求められているが、市側は「調査には時間が必要。この委員会の中では無理なのでできる限り調査してから分かるような資料を提示できるように努力する」と述べている。
枚方市
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市議会では2011年から道の駅設置に関する議論が何度も行われている。直近では2020年3月の市議会で市の東部地区に第2京阪道路のインターを活かした道の駅設置が議員より出されているが、市側は「道の駅に関しては様々な観点から調査、研究を行ってきましたが、多くの課題があると考えている」と答弁。今回の議論では具体的な課題点は語られなかったが、2018年12月市議会では立地場所の確保、既存商店街との競合を問題点として挙げている。
藤井寺市
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藤井寺市の市議会や各種委員会では道の駅設置に関する議論は今まで殆ど行われていない。2010年3月の市議会で市側は道の駅に関して「市民や行政側から道の駅設置を求める声が少ない」と答弁。近くに羽曳野市の道の駅があり、多くの農家は羽曳野市の道の駅に出荷していることもあり、市内への道の駅設置のニーズが少ない模様。
松原市
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2011年の市議会で議員より松原市内の高速道路網のどこかに道の駅を設置する提案あり。ただ、道の駅設置の具体的な計画が立てられることなく現在に至っている。2021年11月には道の駅的施設の「セブンパーク天美」がオープン。この施設がオープンしたことにより市内への道の駅設置はほぼ無くなったと考えられる。
岬町
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2016年秋に登録された町内2つ目の道の駅「みさき」は2017年4月にオープン。2021年度の純利益は5千9百万円と好調を維持。利益の中から町に471万円が町に納入されている。もう一つの道の駅「とっとパーク小島」は道の駅としては珍しい釣りに特化した道の駅。こちらも入場のために徹夜する客がいる程の大盛況である。
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
箕面市
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過去に市北部の止々呂美地区にダム交付金を活用した道の駅設置を計画していたが、ダム建設(余野川ダム)が中止になったため道の駅設置も中止となった。2020年9月の議会では新名神高速道路と箕面有料道路が結節する箕面とどろみIC周辺に議員より道の駅設置の提案あり。市長は「まずは地域活性化施設の実現可能性を見極めることが肝要。止々呂美地域のそういった集客施設についても積極的に検討は行っていきたい」と答弁している。