AROUND JAPAN

計画中の道の駅 北海道 各市町村の対応状況

【2024年4月改定】北海道の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。

(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。 各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、 本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)

記号の説明:
 ◎ : 建設中
 ○ : 具体的に計画中
 ▲ : 検討中
 △ : 調査・研究中
 - : 否定、又は具体的な検討なし

(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
愛別町
0
2020年策定の第11次愛別町振興計画に公共施設を集約するコンパクトシティー構想が記されている。計画には「道の駅」とは書かれていないが道の駅を想定している可能性もありそう。
赤井川村
1
2015年4月オープンの道の駅「あかいがわ」は絶好調。初年度は想定の約2倍の60万人の客を集めることに成功した。(真狩村の議会だよりより)
赤平市
0
2016年3月の市議会で国道38号線沿いにある情報発信基地「AKABIRAベース」に関して、市長は「今の規模で経営を軌道に乗せて、その後、規模を拡大して道の駅登録について検討したい」と答弁。但し、その後は市議会等で道の駅化に関する議論は行われていない。
旭川市
1
2023年度の施政方針にて既存の道の駅「あさひかわ」に次ぐ、市内2つ目の道の駅設置を検討する方針を明示した。2023年8月~9月に新しい道の駅に関する市民アンケートを実施。その結果、92.2%が「ぜひ利用したい」or「利用したい」との回答となった。設置時期、場所については今後検討する予定。
芦別市
1
市議会では既存の道の駅「スタープラザ芦別」の改修に関する議論は行われているが、新駅設置に関する議論は特に無し。
足寄町
1
既存の道の駅「足寄湖」は2022年1月に登録抹消。新駅設置の議論は特に無し。
厚岸町
1
既存の道の駅「厚岸グルメパーク」の来客者は22万3千人、売上は3億6621万円。コロナ禍の中でありながら前年比増を記録する等、健闘している。(2022年6月町議会より)
厚沢部町
1
既存の道の駅「あっさぶ」は2022年8月にリニューアルオープン。直径10mの円形空間で作られた「道の駅シアター」、「グルメ&ショップ」を携えたモダンな道の駅に生まれ変わった。
厚真町
0
町民より厚真町本郷にある「こぶしの湯」及び周辺の直売所を道の駅に登録する請願があり2012年6月の議会で採択された。但し、町側は「早急に道の駅の登録という状況にない」との回答(2015年10月産業建設委員会にて)。その後は議会において道の駅登録に関する議論は行われていない。
網走市
1
既存の道の駅「流氷街道網走」の2021年来場者数はコロナ禍の影響もあり44万1千人。施設の魅力アップを図っていく方針。
安平町
1
2019年3月登録の道の駅「あびらD51ステーション」は同年4月にオープン。SL広場を併設している。
池田町
0
池田町では町の特産品であるワインのPRや交流人口の増加を図るために「道の駅整備が有効」という見解を示している。町内の観光施設「ワイン城」が2020年6月にリニューアルオープン。今のところ道の駅登録を目指すという発言は見られないが、水面下で登録を目指している可能性もありそう。
石狩市
1
市北部の厚田地区に道の駅「石狩・あいろーど厚田」が2018年4月にオープン。開業3年目にして利用客100万人を越える盛況になっている。
今金町
0
スキー場、温泉、宿泊施設等を備えた町内の施設「クアプラザピリカ」を道の駅的施設にすることを計画中。将来の道の駅正式登録も視野に入れている模様だが、市側は議会で「正式登録はハードルが高い」と議会で答弁している。
岩内町
1
既存の道の駅「いわない」は立地的な問題があり集客が困難と町側は分析している。現在、町では道の駅立地適正化計画を策定中。町の中心市街地に移転して大規模化を図る計画あり。近隣の共和町の道の駅設置計画が具体化したことより、先を越されることを危惧し、計画の加速化を図っている状況。(2023年3月町議会で町長の答弁より)
岩見沢市
0
市議会で議員より道の駅設置に関して質問あり。市長は「メリット・デメリット、費用対効果を含めて検討していく」と答弁している。(2022年6月市議会の議論より)
歌志内市
1
既存の道の駅「うたしないチロルの湯」の物産館、レストランは2019年3月より閉鎖中。現在、新しい道の駅運営会社を募集中で、名乗りを上げている会社も幾つかある模様。もしかしたら物産館、レストランも復活する可能性があるかも知れない。
浦臼町
1
既存の道の駅「つるぬま」は国道を挟んで反対側の鶴沼温泉に移転。温泉付きの道の駅になった。
浦河町
0
道の駅設置は町長選挙時に現町長が掲げた公約の一つ。2022年4月の町議会で町長は議会の場で「通年営業は難しいが、休憩、トイレ、観光発信、お土産の販売が出来る場所を検討したい」と答弁。2023年4月の町議会で町側は「旧浦河駅周辺で検討しているが一部に国有地が含まれており一定程度の時間を擁している」と発言。更に2023年9月の町議会で町長は「余裕があれば建てたいが最優先課題ではなく、今の段階では慎重な議論が必要」と答弁。年々、道の駅に関する実現性は後退している。
浦幌町
1
既存の道の駅「うらほろ」の2016年度利用者は前年比6%減少の6万1千人。町内にインターチェンジが開通したことにより沿道の国道の交通量が減少したことが要因と町側は分析している。対策として道の駅を含めた町内スタンプラリーを実施する等、道の駅を観光施設として認識してもらう施策を計画中。(2017年9月町議会の議論より)
雨竜町
1
既存の道の駅「田園の里うりゅう」は開業25周年を迎え老朽化が目立つ状況。議員より施設改修と道の駅周辺整備の提案に対して、町長は「タイミング的には良い状況。十分に時間をかけて検討したい」と一定程度の前向きな姿勢を見せた。(2022年4月町議会の議論より)
江差町
1
江差町では町内で最も観光客を集める鴎島地区に関して「北の江の島構想」を策定中。その構想の中心に新しい道の駅を設置することになっている。町内には既存の日本一小さい道の駅「江差」があるが、新しい道の駅に関しては道内最大級の大規模な道の駅になる見通し。完成時期は未定。2023年7月に基本構想を策定。2025年度内のオープンを予定している。
枝幸町
1
既存の道の駅「マリーンランド岡島」の改修を検討中。授乳室の設置、枝幸特産品ガチャガチャの設置等を行う予定。
恵庭市
1
既存の道の駅「花ロードえにわ」は2020年3月にリニューアルオープン。物産館、農作物直売所に加えてカレーショップ、ベーカリー、Teaグランド、コスメ雑貨店が加わった。
江別市
0
2016年12月の市議会で市長は「産業の活性化や交流人口の増加に向け、道の駅の活用も含めて検討することが重要」と答弁していたが、その後は市議会等で道の駅に関する議論は無し。道の駅計画の具象化は進んでいない模様。
えりも町
0
襟裳岬の強風を体験する観光施設「風の館」を道の駅に登録する提案あり。この提案に対して町側は「冬期間の現状を見ると設置は困難」と否定的な見解を示している。(2022年3月町議会にて)
遠軽町
3
2019年6月に登録された町内3つ目の道の駅「遠軽 森のオホーツク」は2019年12月オープン。場所は旭川紋別自動車道の遠軽IC付近。スキー場(ロックバレースキー場)のロッジを併設している。
遠別町
2
2020年4月に移転リニューアルオープンとなった「えんべつ富士見」はコロナ禍の影響もあり苦戦中。2021年度の利用客は15万5千人。テナントにも1店しか応募が無く、人手不足も深刻な状況。コロナ禍明けの来場者増加、及び道の駅活性化に期待している状況。(2022年総務産業・文教厚生委員会にて)
雄武町
1
既存の道の駅「おうむ」は地場産の商品が少なく、雄武町の特産品や食事を満喫できないのが難点、町長は「道の駅の将来の構想は無いわけではない」と将来的な改修を示唆。ただ、「現段階では皆様にお示しできる状況ではない」と長期的構想であることを示している。(2022年6月町議会にて)
大空町
2
2017年4月に登録された道の駅「ノンキーランド ひがしもこと」は同年9月1日にオープンした。場所は町の中央部の東藻琴地区で国道337号線沿い。

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
奥尻町
0
離島にある奥尻町では過去に議会で道の駅に関する議論は無し。おそらく水面下での検討も行われていないものと思われる。
置戸町
0
町内唯一の温泉施設「ゆぅゆ」は2017年4月にリニューアルオープン。町内では現状、最も道の駅に近い施設だが、今のところ道の駅登録に関する検討は行われていない模様。
興部町
1
既存の道の駅「おこっぺ」の再編を計画中。アンテナショップ、イベント会場、災害避難拠点の機能を併せ持った道の駅を目指す方針。2022年度から検討に入る予定。(2022年3月町議会の議論より)
長万部町
0
北海道新幹線の札幌延伸に向け、町内の新幹線駅の長万部駅(仮称)の東側に道の駅、または道の駅的施設の建設を検討中。新幹線駅開業の5年前から計画を策定し、2年前から整備に着手する計画になっている。
小樽市
0
住民より塩谷IC周辺、及び南樽市場内に道の駅設置の要望はあるものの、市側は道の駅設置に積極的ではない模様。市側は「道の駅設置条件に合致した市有地は無く、広い土地を取得することは困難」と市議会で答弁している。(2018年6月市議会の議論より)
音威子府村
1
本駅名物の「音威子府そば」は2022年8月をもって販売終了。同年11月からは音威子府産そば粉を使った「マルシチそば」の販売を開始。新たな本駅の名物になっている。
音更町
2
2020年7月に町の観光地「十勝川温泉」の中心部に道の駅「ガーデンスパ十勝川」がオープンした。また、道の駅「おとふけ」は2022年4月音更帯広IC南側に移転リニューアル。「なつぞらのふる里」という愛称が付いている。
乙部町
1
既存の道の駅「ルート229元和台」は年々利用客が減少し2016年は年間利用客が10万人を割り込む状況だったが、北海道新幹線の開通により徐々に客足が増加。コロナ禍前の2018年は前年比6%増の利用客数となった。
帯広市
0
帯広市は近隣の自治体では唯一道の駅が存在しない自治体。市議会の場で年に一度は道の駅設置に関する議論が行われているが、市側の動きは鈍い。市長は「幸福駅や川西インター周辺に道の駅設置について意見を頂いている。引き続き設置の可能性について慎重に検討していきたい」と述べるに留めている。(2022年6月市議会にて)
小平町
1
既存の道の駅「おびら鰊番屋」は2015年4月にリニューアルオープンした。リニューアルにより利用客は大幅増。今後は駐車場の拡張を行う計画になっている。(2017年9月町議会にて町長の答弁より)
上川町
0
町議会等の公開された場での道の駅に関する議論は行われておらず、上川町における道の駅検討状況の詳細は不明。ただ、2021年4月に開催された地方創生推進交付金に関する全員協議会で道の駅に関する議論が行われており、道の駅構想は存在する模様。一方、2021年12月の町議会で議員より「道の駅構想は進まず」との発言があり、道の駅構想は存在するものの進展はしていないと思われる。
上士幌町
1
2020年3月登録の道の駅「かみしほろ」は同年6月にオープン。じゃらん誌の北海道道の駅ランキングで3位に選ばれるなど、順調なスタートを切っている。
上砂川町
0
2017年11月に「まちの駅ふらっと」がオープンしたが、道の駅に関してはここ数年、議会等で議論されたことは無い。上砂川町の総合戦略にも道の駅、及び道の駅的施設の設置の計画は記述されていない。
上ノ国町
1
既存の道の駅「上ノ国もんじゅ」は2018年4月にリニューアルオープン。特産品販売スペースが約2倍に拡張し、菓子処「あまのがわ」が新規オープンした。
上富良野町
0
町内への道の駅設置は現町長の公約の一つ。2018年10月に発表された「複合施設健闘基礎調査報告書」の中には、この施設を「道の駅かみふらの」と記している。ただし、コロナ禍や物価上昇対策など喫緊の問題が多く、計画の具象化はなかなか進まない状況。2023年12月の町議会で町長は道の駅実現時期に関して「不安定要素が多く今の段階では回答が難しい」と答弁している。
神恵内村
1
過去に神恵内村を含む4町村合同の道の駅設置が検討されたことがあるが、近年は神恵内村における道の駅新設の動きは無い模様。
木古内町
1
2016年1月に道の駅「みそぎの郷きこない」がオープン。北海道新幹線開業もあり2016年度の年間利用客は約55万人と道内では驚異的な集客数となった。
北広島市
0
2021年3月に策定された第6次北広島市総合計画に「10年のスパンで道の駅設置の可能性について検討する」ことが新たに加わった。約1/3が経過した2023年9月の時点で、市側は「全国や道内の情勢など引き続き情報収集を行いながら、本市における道の駅の必要性、可能性の検討を検討していく」と述べており、あまり進捗はしていない状況。採算性の確保が大きな課題になっている模様。(2023年9月市議会の議論より)
北見市
1
北見商工会議所より北見市の中心街に、及び、旧常呂町地区の有志より常呂遺跡付近に、2つの新しい道の駅設置の要望書が提出されている。2019年9月の市議会では市長は新しい道の駅に関して「幅広く情報収集に努め、検討を深めていく」と答弁。但し、その後は市議会において道の駅に関する議論は行われていない。
喜茂別町
1
既存の道の駅「望羊中山」は開業から40年が経過して施設の老朽化が深刻な問題。隣接するスキー場もリフトの老朽化等、事業継続が可能か選択が迫られている。道の駅についても事業継続かどうかが議論されているが、町長は町議会で「今すぐに廃止とは思っていない」と答弁。ただ、将来的には廃止か大規模リニューアルかの選択を迫られている。
京極町
1
既存の道の駅「名水の郷きょうごく」がある「京極ふきだし公園」は名水百選にも選ばれている名勝。2015年度までは公園を再開発して道の駅をリニューアルする計画が進められていたが、2016年度以降はこの計画に関する議論は会議議事録から姿を消してしまった。2018年6月議会では本件に関して2名の議員辞職勧告が提出される始末。辞職勧告を受けた議員の話では「町が公園改修にあたり国から補助金を不正に受給した。その不正をただした議員が辞職勧告を受けるのは不当」と述べているが真相は不明。いずれにしても道の駅移転リニューアルは無くなった可能性が高い。
共和町
0
町の中央部の幌似地区に道の駅設置を計画中。2025年度に工事に着手し、2027年度内のオープンを目指している。物産館、飲食施設の他、温浴施設も設置される計画になっている。
清里町
1
清里町の観光情報発信施設は既存の道の駅「パパスランドさっつる」と2016年7月にオープンした「きよーる」の2つの施設。田園地帯にある既存の道の駅よりも、町の中心部にある「きよーる」の方が利用客が多く道の駅らしい施設になっているが、現状は「きよーる」の道の駅登録の動きは見られない。
釧路市
1
2015年12月の市議会で釧路西部商工会が主導する民設民営の道の駅計画が存在することが明かされたが、その後、民設民営の道の駅に関する議論は無し。立ち消えになった可能性が高い。既存の道の駅「阿寒丹頂の里」は2016年に移転リニューアル。道東道開通の効果もあり前年度比30%増の来客者数を記録している(8ヵ月で21万人)。(2016年12月市議会の議論より)
釧路町
0
町の南西部の別保公園は地産地消センターとして2013年にリニューアルオープン。道の駅登録を検討した時期もあったが、24時間利用なトイレの設置は困難等の理由で道の駅登録は断念した経緯がある。しかし、2022年6月の町議会で別保公園に24時間利用可能なトイレの設置計画があることが判明。道の駅登録に関する言及は行われていないが、水面下で登録に向けた準備が行われている可能性もある。
倶知安町
0
議員からの道の駅設置提案に対して、町長は「道の駅になるかどうかはまだ決まっていないが、道の駅のような施設は倶知安には大変必要な施設と考えている」と答弁。過去において町長は「道の駅を整備する考えはない」と否定的な答弁を繰り返してきたが、北海道新幹線の町内延伸による交流人口増加を見越して道の駅設置に前向きになってきた模様。(2023年6月町議会の議論より)
栗山町
0
2015年度策定の栗山町第6次総合計画の中で町内への道の駅設置は重点施策と位置付けられている。設置場所は国道234号線沿道。但し、国道234号線の拡幅が優先課題で道の駅設置は拡幅後になる見通し。町長は町議会の場で「国道234号線の拡幅実現は少し長い将来的な話になるが、拡幅されてから慌てて検討するのではなく、拡幅の見通しが立った時点で検討を始めなければならない」と答弁している。(2022年3月町議会にて)
黒松内町
黒松内町
1
訓子府町
0
訓子府町は農業が盛んな町。農業関係者から道の駅のような常設の直売所の設置要望はあるものの、安定的に農作物を揃えることが出来るかがネックになっている模様。現状は道の駅設置の機運は高まっていない模様。(2022年9月町議会の議論より)
剣淵町
1
既存の道の駅「絵本の里けんぶち」を高速道路のサービスエリアと兼用する計画あり。また。同時に道の駅の拡張リニューアルを検討中。具体的には農作物直売所の売り場面積を拡張する計画の模様。2021年度予算に「高速道路接続道の駅PA基本計画策定業務」という名目で848万円が計上された。

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
小清水町
1
既存の道の駅「はなやか小清水」近辺にアウトドアメーカー「モンベル」がオープンしたことにより道の駅周辺の交流人口が増加。これを機に道の駅、及び道の駅周辺施設のグランドデザインを策定中。道の駅施設としてはフードコートの拡張を計画している。(2022年4月町議会の議論より)
札幌市
0
札幌市南区にある定山渓に道の駅を設置する是非について検討がされていたが、「道の駅は絶対に必要」という意見がある一方で、「道の駅があるとホテル内の売店の商品が売れなくなる」という否定的な意見もあり。最終的に策定された「定山渓観光魅力アップ構想」には道の駅構想は記述されず、道の駅設置の可能性は低くなったと考えられる。
更別村
1
既存の道の駅「さらべつ」の2021年利用客数は8万9千人と相変わらず厳しい状況。道の駅を村内の観光地のカントリーパーク、又は十勝モーターパークに移転する検討が行われているが、当面の間は今の場所で営業を続ける方針。(2022年12月村議会の議論より)
様似町
0
廃線となったJR日高線の様似駅舎跡の活用方法を検討中。カフェ、飲食施設、ゲストハウス等の案と共に道の駅という案も挙がった模様。町側は町議会の場で「慎重に検討していく」と答弁している。(2022年9月町議会より)
猿払村
1
アフターコロナを見据えて既存の道の駅「さるふつ公園」の再開発を計画中。まずは道の駅を「こども広場ゾーン」と位置付け、複合遊具やブランコ、ロープウェイの設置を計画している。更に猿払村の次期総合計画策定の中で道の駅再開発の具体的な検討を行う予定。(2022年6月村議会の議論より)
佐呂間町
佐呂間町
1
鹿追町
2
2004年にオープンした道の駅「しかおい」は年々、来場者、売り上げ共に下がっている状況。町長は議会の場で道の駅「しかおい」の今後について「道の駅の再整備を含めた今後の方向性をしっかりと検討したい」と答弁している。(2022年3月町議会にて)
鹿部町
1
2015年秋に登録の道の駅「鹿部間歇泉公園」は2016年3月にオープン。年間約30万人の来客者を集めている。町では道の駅第2期周辺整備を計画中で、温泉施設設置も検討している。(2017年3月町議会にて町長の答弁より)
標茶町
0
町長は2012年12月の町議会で「物産センターの開設を目指し、将来の道の駅につなげたい」と発言。その後、道の駅開設はハードルが高いと町長は認識を改め、その後は「道の駅の代わりとなる町の特産品を販売する拠点を造る」という表現に変更している。(2023年9月町議会の議論より)
士別市
1
2021年3月に登録された道の駅「羊のまち 侍・しべつ」は同年5月にオープンした。
標津町
0
過去、標津サーモンパークに道の駅を設置する検討を実施したが、「近隣の人口規模、冬期の交通事情から集客が見込めず、道の駅設置はすべきではない」と結論付けた。その後は道の駅設置に向けた動きは特にない。(2016年9月町議会の議論より)
士幌町
2
既存の道の駅「ピア21しほろ」は2017年4月に移転リニューアル。従来比2倍の大規模な道の駅に変貌した。来場者はコロナ禍前は42万人を記録したが、2021年は29万8千人と苦戦。アフターコロナでの巻き返しを図る。(2022年12月町議会にて)
島牧村
島牧村
1
清水町
0
町内への道の駅設置は現町長の選挙公約であり、第6期清水町総合計画の中でも明記されている。ただ、建築資材の高騰により建設事業費の見通しが不透明となり、年次計画の2年程度の延期を決定。民業圧迫とならない道の駅設置を引き続き検討していく方針。場所は市東部の国道38号線沿いの御影地区が候補に挙がっている。(2023年3月町議会の議論より)
占冠村
1
既存の道の駅「自然体感しむかっぷ」は元々は道の駅を想定した施設ではなく、駐車場や施設の導線が悪いところが問題。特にトイレの器数が少なく繁忙期は長蛇の列になり利用者から不満が出ている。議員より重点道の駅制度を活用した施設改修の提案に対して、村長は「今のところ重点道の駅制度を活用する具体的な計画は無いが、状況により活用を検討したい」と答弁している。(2022年4月村議会の議論より)
下川町
0
廃線になった名寄本線の下川駅舎跡に「町おこしセンター(愛称:こもれび)」が2016年12月にオープン。当初は「将来的には道の駅登録を目指す」ことも検討されていたが、最近は道の駅登録に向けた検討は行われていない模様。
積丹町
0
過去10年以上、町議会において道の駅関連の議論は行われていない。積丹町の基本計画においても道の駅、及び道の駅的施設の設置は含まれていない。
斜里町
2
既存の道の駅「うとろ・シリエトク」の機能強化を検討中。外国人向け観光案内機能の強化を図る予定。(2016年3月町議会の議論より)
初山別村
初山別村
1
白老町
0
2020年4月に白老駅北口に観光インフォメーションセンターがオープンした。この施設は無料で利用できる駐車場。24時間利用可能なトイレがあり、将来的な道の駅登録を目指した施設。ただ、現状は道の駅登録に向けた具体的な動きが見られない。町長は「道の駅は地元経済や町内の活性化に寄与する」と発言しており、今後も道の駅登録に向けて調査・検討を進める方針(2022年12月町議会にて)
白糠町
1
既存の道の駅「しらぬか恋問」の移転リニューアルを計画中。移転先は現道の駅敷地の西側、約4倍の敷地面積となる。2024年に着工、2025年のGW前のオープンを予定している。(2022年12月町議会より)
知内町
1
既存の道の駅「しりうち」は一時は年間利用客数が10万人を切るほど低迷。集客の対策として道の駅構内に新幹線展望塔を開設。鉄道ファンを取り込むことによって利用客は徐々に増えている。町では「知内町観光振興計画」を策定しているが、道の駅「しりうち」は最重点と位置付けられており、道の駅としての魅力アップを検討中。(2022年9月町議会にて)
新篠津村
新篠津村
1
新得町
0
道の駅設置は現町長の選挙公約。暫くの間は道の駅設置に向けた具体的な動きは見られなかったが、2021年3月に道の駅基本構想が策定された。候補地は道東自動車道に新たに設置予定の新得スマートICの近く。新得スマートIC供用と同時期の2029年度オープンを予定している。(2023年3月町議会より)
新十津川町
0
町の東部の渡辺鉄工所跡地(国道275号線沿い)に民間主導の観光施設「ゆめの村マルシェ」が2019年7月にオープン。当初は道の駅登録を目指すことになっていた模様だが、今のところ道の駅登録はされていない。今後、道の駅登録を目指すかに関しては不明。最近は議会等で道の駅登録に関する議論も行われなくなった。
新ひだか町
1
既存の道の駅「みついし」は設置から25年以上経過し老朽化が目立つ状況。近隣市町村で道の駅のリニューアル、又は新規オープンが予定されている中、「みついし」についても大規模リニューアルを求める声が大きい。ただ、大規模リニューアルには多額の資金が必要なためハード面ではなくソフト面の充実を図る予定。防災道の駅として重点道の駅指定を受けるという提案もあるが、町側は「高台にあるならともかく、海岸沿いのこの場所で防災道の駅の指定を受けることは困難」と答弁している。(2021年12月町議会の議論より)
寿都町
寿都町
1
砂川市
0
現市長は道の駅設置に否定的。市議会で「道の駅みたいなものをやる気は私はさらさらありません」とはっきりと道の駅設置を否定する発言を行っている。(2021年3月市議会にて)
せたな町
1
2016年4月に国道230号線沿いに新しい道の駅を設置する基本構想が提示され、同年9月の町議会では道の駅新設に関する議論が行われたが、その後は町議会及び公的な会議の場から道の駅新設に関する話題はぱったりと消えてしまった。おそらく頓挫したものと考えられる。
壮瞥町
1
外国人観光客を中心に利用客が急増中の既存の道の駅「そうべつ情報館i」のリニューアルを検討中。テイクアウトコーナーの新設及び駐車場の拡張を行う予定。(2017年3月町議会の議論より)

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
大樹町
1
既存の道の駅「コスモール大樹」の活性化を議論中。群馬県の人気の道の駅「川場田園プラザ」を視察する等、道の駅の活性化について検討していくことになっている。(2022年12月町議会より)
鷹栖町
0
町の中心部にあった「たいせつ農協」の店舗が閉鎖になり、その結果、町の中心部に広大な更地がある状況になっている。近隣にスーパーがなくなり、一部町民から跡地に道の駅を設置を求める声がある模様。但し、現状では設置に向けた具体的な動きは見られない。2020年3月策定の第8次鷹栖町振興計画にも道の駅、及び道の駅的施設の設置は記載されなかった。
滝川市
1
既存の道の駅「たきかわ」は1999年オープン以来黒字経営を続けていたが、近年は赤字が続いている状況。2020年より指定管理会社を変更し収益改善を目指したがコロナ禍の影響もあり依然として厳しい状況。アフターコロナでの巻き返しを図る予定。
滝上町
滝上町
1
伊達市
1
既存の道の駅「だて歴史の杜」は道内No.1の年間140万人の客を集めるなど絶好調。一方、山間部にあるもう一つの既存の道の駅「フォーレスト276大滝」は採算の見通しが立たず2022年1月に登録抹消となった。それとは別に市街地中心部にあるパチンコ店跡地を購入。日本海溝・千島海溝を震源とする巨大地震に備えた施設を建設する予定になっているが、防災を目的とした道の駅を建設する可能性もゼロではなさそう。(2023年3月市議会より)
秩父別町
秩父別町
1
千歳市
1
既存の道の駅「サーモンパーク千歳」及び隣接の千歳水族館は2015年8月にリニューアルオープン。道の駅はリニューアルオープン後、約1年で入場者数100万人を記録した。
月形町
0
町の東部で町内では最も集客力のある偕楽公園を道の駅として活用する計画あり。偕楽公園内の月形町民保養センターを改修して道の駅に登録する計画になっている。ホテル、温泉が中心施設となり、ホテル内の物産館、レストランも道の駅施設として開放される計画になっている。2024年度前半の登録認定を目指していたが施設内に予期せぬ空調の故障があり計画が少し遅延。2025年9月のオープンを目指すことになった。(月形町民保養センター等改修基本計画より)
津別町
1
津別町では「まちなか再生基本計画」を策定。その中心を町役場の近くの国道240号沿いにある多目的センター「さんさん館」としている。計画書の中では「さんさん館は道の駅的機能が求められている」と記されている。但し、実際に道の駅登録されるかどうかは微妙な状況。
鶴居村
0
2021年に策定された「鶴居村過疎地域持続的発展市町村計画」の中に道の駅設置の構想が記されている。村長は村議会で「まずは道の駅の可能性を調査したい」と答弁している。(2021年9月村議会より)
天塩町
1
既存の道の駅「てしお」は防災道の駅(重点道の駅)に指定された。これを機に道の駅の大規模改修を計画中。現道の駅施設の南側に防災、地方創生、観光拠点を兼ねた複合施設を建設する計画になっている。(2021年12月町議会の議論より)
弟子屈町
1
かつては「江差」「てっくいらんど大成」と並んで道内で最も小さい道の駅と呼ばれていた本町の道の駅「摩周温泉」だが、2011年に第一弾のリニューアルが行われ、普通規模の道の駅に生まれ変わった。第二弾として温泉施設の誘致を検討していたが、建設場所の土壌が予想以上に軟弱で難航。近年は温泉施設建設が話題に上がることも無くなり、頓挫した可能性もある。
当別町
1
2017年春登録の道の駅「北欧の風 道の駅とうべつ」は同年9月にオープン。初年度の来客数は目標45万人に対して倍以上の92万人を集客。開業2年目にして早くも黒字経営となった。その後、コロナ禍により集客数は減少したが、それでも年間60万人~70万人の客を集めている。(2022年12月町議会の議論より)
当麻町
当麻町
1
洞爺湖町
2
町内の既存の道の駅「あぷた」は集客数の割には施設が手狭で道の駅としてのメリットを生かし切れていない印象。議員より改築リニューアルの提案があったが、町側は「国の補助金を使って建設した施設で、簡単に取り壊して改築というのは難しい」との見解。もう一つの道の駅「とうや湖」に関しては小規模ではあるものの、大規模リニューアル等の話題は挙がっていない。(2022年6月などの町議会の議論より)
苫小牧市
1
市東部の既存の道の駅「ウトナイ湖」は2023年4月にリニューアルオープン。キッズスペースの新設の他、館内防風盤の設置、ドアの撤去など安全面の改良も行われている。また、一部議員より市西部にも新たな道の駅を設置する提案が出されているが、今のところ具体的な検討は行われていない模様。
苫前町
1
2022年4月から休業していた道の駅「風Wとままえ」は同年10月にリニューアルオープン。宿泊棟にシングルルームを設置、授乳室の設置などが行われた。
泊村
0
2015年頃までは岩宇4町村(岩内町、共和町、泊村、神恵内村)が連携した広域道の駅構想が存在したが、近年はその話題が村議会で挙がることは無くなった。また、旧村長は「道の駅とか直売所とかを視野に入れて産業振興をしていかなければならない」と発言していたが、2020年に新村長が就任後は道の駅に関する発言も無くなった。
豊浦町
1
2017年6月の町議会で既存の道の駅「とようら」を700m北西の山村広場に移転して規模を拡大する提案が議員からあり。町長は「国と道と時間をかけて協議、検討したい」と答弁したが、その後、道の駅移転・大規模化の動きは特にみられない。
豊頃町
0
豊頃町議会、及び公開されている委員会では過去において町内への道の駅設置の議論は行われていない。町役場の近くの国道38号線沿いにある「とよころ物産直売所」が最も道の駅に近い存在だが、今のところ道の駅登録に向けた動きは見られない。
豊富町
0
2022年10月に開催された高校生議会で高校生より道の駅設置の提案あり。町側はその提案に対して「過去、道の駅設置を検討したことがあるが、適地が無い、黒字経営になる見通しが立たないことから道の駅整備を見送った経緯がある」と回答している。
奈井江町
1
老朽化が目立っていた既存の道の駅「ハウスヤルビ奈井江」は2015年より3年かけて大規模改修を実施した。
中川町
1
第6次中川町総合計画で既存の道の駅「なかがわ」の機能強化を掲げているが、今のところ改修に向けた動きは見られない。
中札内村
1
既存の道の駅「なかさつない」は年間70万人の客を集める管内最大の観光施設。更なる魅力向上を目指して2022年4月にリニューアル。大型遊具があるキッズスペースと授乳室が施設に加わった。
中標津町
0
過去に町内にある郷土館を建て替え、道の駅、または道の駅に準ずる施設にする構想が存在したが、その後の進捗は無し。2023年策定の第7期中標津町総合計画にも郷土館の建て替えは記載されなかった。一方、総合計画には町内の観光施設の開陽台にトイレを設置することが記載された。町長は「将来にわたって観光客や町民に親しまれる施設に再整備する」と発言しており、道の駅を目指す可能性はゼロではなさそう。(2022年9月町議会にて)
中頓別町
1
既存の道の駅「ピンネシリ」は町の中心部から14kmも離れた山の中に立地。過去、町の中心部の国道275号線沿いの開発車庫跡地に道の駅を新設する検討がされたが、今のところ道の駅新設に向けた具体的な動きは見られない。最近では町議会で道の駅新設に向けた議論も行われていない。
長沼町
長沼町
1
中富良野町
0
2020年2月に開催された中富良野町景観計画策定委員会で委員の一人から道の駅設置の提案あり。候補地として町内にある農協倉庫を挙げている。これを受けて2021年3月に策定された第6期中富良野町総合計画の中には道の駅整備を検討することが記されている。
七飯町
1
2017年11月に登録された道の駅「なないろ・ななえ」は2018年3月にオープン。2022年6月には開業4年3ヵ月で早くも来客者数400万人を突破。2022年度の年間利用客はコロナ禍の中101万人を記録している。
名寄市
1
現在、北海道縦貫自動車道の士別剣淵-名寄間を整備中。北海道縦貫自動車道に設けられる名寄IC付近に市内2つ目の道の駅設置を検討している。市側は既存の道の駅「もち米の里なよろ」の成功から道の駅設置は経済的効果が大きいと認識。新しい道の駅設置に向けて「官民で連携した取り組みが必要」と設置に向けて前向きな答弁を行っている。(2023年6月市議会の議論より)

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
南幌町
0
プロ野球日本ハムの新球場が北広島市に設置されたことにより、南幌町は札幌市からの導線上となる。この絶好の機会を生かすため町では誘客施設検討委員会を立ち上げ道の駅を含めた誘客交流施設の検討を行ってきた。検討の結果、南幌市では子ども室内遊戯施設「はれっぱ」を建設することに決定。道の駅登録は目指さない模様。なお「はれっぱ」は2023年5月オープン予定。
新冠町
1
無料高速道路の日高自動車道が町内へ延伸される計画になっているが、それに伴い既存の道の駅「サラブレッドロード新冠」の大規模リニューアルを計画町。道の駅リニューアルプロジェクトは2013年度に既に立ち上がっているが、2018年度に入りいよいよ本格的なリニューアルの検討に入った。2022年度には財源確保等の問題の協議に入り、いよいよ最終段階に入っている。
仁木町
0
2009年に町内のふれあい遊トピア公園を道の駅に申請し、2010年に登録する予定であったが、国交省から「民間施設を含んだ道の駅申請は出来ない」と却下された。その後も町では町内に道の駅を設置することを模索。町内に設置予定の仁木IC、仁木南ICを活用した道の駅を含めた観光施設の設置を検討している。2021年3月策定の第6期仁木町総合計画には「直売所や飲食店等誘致および駐車場整備の検討」という項目が記載されている。
西興部村
西興部村
1
ニセコ町
1
既存の道の駅「ニセコビュープラザ」は道内トップクラスの集客を誇る人気の道の駅だが施設老朽化が目に付く状況。このため駅施設の建て替えを含む大規模リニューアルを計画中。既存の3棟を1棟に集約し、床面積は約50%広くなる。2024年度着工、2025年度完成の予定。また、2018年に開催された産業建設常任委員会所管事務調査で、委員から「新たな道の駅を整備する必要がある」との見解を示したが、今のところ町内に新たな道の駅設置の動きは見られない。
沼田町
0
2015年3月の町議会で町長は「道の駅は地域活性化の有効な手段。問題点は幾つかあるが精査しながら進めていきたい」と道の駅設置に前向きな発言を行っていたが、その後は町議会、及び委員会で道の駅に関する議論は行われていない。水面下で計画が推進されている可能性はあるが、立ち消えになった可能性が大きい。
根室市
1
2015年頃に納沙布岬付近に道の駅構想があったが、バリアフリー化の問題(展望台にエレベーターが必要等)で断念。その後は市内に新しい道の駅設置の動きは見られない。
登別市
0
2022年3月に登別市観光交流センター「ヌプㇽ」がオープン。市側はこの施設に関して「道の駅に類似した機能を持つ施設」と位置付けている。本施設は道の駅設置要件をすべて満たしているとはいえず、市側も道の駅にするには費用、人材、運営課題の面で課題があると認識。ただ、市長は「道の駅は決して諦めない」という発言を行っており、本施設を道の駅登録、或いは本施設とは別に道の駅設置を模索している可能性がある。
函館市
2
2011年オープンの道の駅「縄文ロマン南かやべ」の年間来場者数はコロナ禍前の2019年でも9万5千人と低迷。2021年に本駅近隣の垣ノ島遺跡、大船遺跡が世界遺産に登録されたことにより、年間30万人の集客を見込んでいる。また、住民より旧戸井町に道の駅を設置する要望が出されたが、市側は「市内には既に2つの道の駅があり、新たな施設を整備することは難しい」と市内への新たな道の駅設置に否定的な見解を示している。
羽幌町
1
既存の道の駅「ほっと♡はぼろ」は道の駅というよりは「温泉付きのホテル」といった感じ。町民からは「道の駅として機能していない」「みすぼらしい」等の辛辣な意見が数多く町に寄せられている。ただ、町の財政は厳しく廃棄物処理など継続事業に重点を置かざる得ない状況。町長は道の駅に関して「ソフト面で充実を図る」としているが、大規模なリニューアルは難しい状況。(2022年3月町議会の議論より)
浜頓別町
1
2019年3月に道の駅登録された「北オホーツクはまとんべつ」は同年5月にオープン。場所は町役場の近くの国道238号線と国道275号線の結節点で、浜頓別アメニティ公園の中。
浜中町
0
道の駅設置は現町長の選挙公約だが、なかなか具象化が出来ない状態。道の駅設置には産業団体の協力が不可欠だが、産業団体からは「道の駅は反対はしないが慎重に進めて欲しい」と要望されており、実質、道の駅計画は凍結状態にある。2020年3月に策定された第6期浜中町まちづくり総合計画の中には道の駅設置に関して記載されなかった。
美瑛町
2
2018年4月登録の町内2つ目の道の駅「びえい『白金ビルケ』」は同年5月にオープン。前身は白金インフォメーションセンター。場所は町の南西部の白金地区。
東神楽町
0
町の西部で旭川空港にも近い場所にある育苗センターに「東神楽はなの駅」が2017年6月にオープンした。一部の住民、及び議員からは将来的に移転して道の駅登録するべきという意見が挙がっているが、今のところ道の駅登録に向けた動きは無し。また、2017年3月改訂の第8次東神楽町総合計画には「空の駅」の設置構想は記載されているが、道の駅に関しては記載されていない。
東川町
東川町
1
日高町
1
日高町は内陸部(日高地区)と沿岸部(富川地区)に分かれている飛び地の町。日高地区にある既存の道の駅「樹海ロード日高」の年間利用客はコロナ禍前のピーク時で25万4千人、コロナ禍最中の2021年度は16万8千人。SNSを活用した情報発信で振興を図る予定。富川地区には現状道の駅は存在しないが、日高自動車道の延伸と門別競馬場の改修の機会を捉えた道の駅構想が浮上。全国初の競馬を見ながら楽しむ道の駅という提案が議員から出されている。町長は「(関係省庁に)どういうタイミングでどういう話をしていくか考えなければならない」と答弁している。(2021年9月、2022年9月町議会の議論より)
比布町
0
過去において道の駅設置の議論を行ったことがあるが、財政面等、様々な課題があり結論に至らず現在に至っている。町ではエレキバンCMで有名な比布駅舎を改築し、道の駅的に利活用しているが、今のところ新しい比布駅舎に関しても道の駅登録の動きは見られない。
美唄市
0
美唄市における道の駅構想は2011年に掲げた「食の駅構想」、2017年に掲げた「道道美唄富良野線沿いの道の駅構想」が存在したが、拒否され続けていた経緯がある。2022年9月の市議会で議員より再度、道の駅設置の提案があったが、市長は「道の駅整備は現段階では計画にない」と明言している。
美深町
1
2008年頃までは高規格道路沿いに新しい道の駅を設置すること層が存在したが、近年では道の駅新設に関する議論は無し。立ち消えになった可能性が高い。一方、既存の道の駅「びふか」はかなり厳しい経営状況。近隣の美深温泉ホテルと道の駅の2つの法人を合併し、経営の合理化を図ることになった。
美幌町
1
既存の道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」は国立公園内にあり拡張に制限が付く。このため街中に賑わいの創出を促進する新しい道の駅を建設することを検討中。この計画は2016年策定の第6期美幌町総合計画の中に盛り込まれた。但し、近年では議員より街中に道の駅を建設する要望は出されているものの町側から明確な回答は無し。町民の声に対する回答も、以前は「街中道の駅設置の検討中」という回答だったが、現在は明確な回答は行われていない。
平取町
0
町内へ道の駅設置を計画中。平取町は日本有数のトマトの産地だが、町では「平取トマトの里構想」を策定中。その中心に道の駅を設置する予定になっている。2021年3月にプロポーザルにより(株)建設技術研究所北海道支社が道の駅整備検討事業に選定された。今後、場所、規模、機能を検討していく方針。当初は2024年オープンを予定していたが、まだ具体的に建設は始まっておらず、オープンはもう少し先になる模様。
広尾町
0
広尾町では廃線となった日高本線広尾駅北側敷地(広尾町鉄道記念公園隣接地)に防災公園を建設する計画だが、防災公園内に道の駅を設置する構想がある。2022年8月に開催された総務常任委員会で道の駅構想があることを表明。委員からは「公園を造るついでに道の駅を設置する考えは失敗する危惧があるので、しっかりと検討してもらいたい」と要望が挙がっている。
深川市
1
深川市において道の駅の新設や改修の大きな話題は特に無し。細かな話題としては既存の道の駅「ライスランドふかがわ」のレイアウトを見直し売り場面積を増加するという計画が市議会に報告されている。(2022年3月市議会の議論より)
福島町
1
既存の道の駅「横綱の里ふくしま」の移転リニューアルを計画中。移転候補地には青函トンネル記念館隣接地と福島漁港フェリーターミナル周辺地の2つ。ただ、町側は「新たな道の駅は行政主導ではなく町民が作り上げていくものと考えており、それがなければ中止もやむを得ない」とも発言している。(2020年9月町議会より)
富良野市
0
富良野市の市議会、委員会では道の駅に関する議論は無し。道の駅構想も存在しないと思われる。市の中心部にあるフラノマルシェが現状、市内では道の駅に最も近い存在だが、この施設に関しても道の駅登録に向けた動きは特に無し。
古平町
0
古平町は現庁舎を建て替え中心拠点複合施設(新庁舎)を建設する予定だが、この施設を道の駅に登録する方針。2021年3月に住民説明会を実施し、町民に対して道の駅構想を明らかにした。既に設計は完了済み。2023年度より工事に着工し、2025年春にオープンする計画になっている。
別海町
別海町
1
北斗市
0
過去に道南いさりび鉄道の渡島当別駅周辺に道の駅を設置する提案が議員から提出されたが、市側は「現時点では道の駅を設置する考えは持っていない」と答弁。最近の市議会、委員会では道の駅に関する議論は行われておらず、道の駅構想も存在しないものと思われる。
北竜町
北竜町
1
幌加内町
幌加内町
1

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
幌延町
0
2016年に開催されたまちづくり常任委員会の議論の中で、国道40号線幌延バイパス延伸に合わせて道の駅のような拠点施設を建設する計画が浮上。現町長の拠点施設の建設は選挙公約にもなっている。ただ、2021年以前は拠点施設に関する配布資料の題名に「拠点施設(道の駅)」と記されていたが、2022年以降は「道の駅」という言葉が消えている。2023年6月の町議会で町長は拠点施設に関して「道の駅ではないかもしれないと言われると仕方が無いが、道の駅的な要素も少しはかぶるのかなという気はしている」と答弁しており、道の駅構想はかなり後退した感じがする。
本別町
1
2009年オープンの道の駅「ステラ★ほんべつ」は年間30万人以上が利用する町内最大級の集客施設。トイレ配管の詰まりなど問題が発生しており、施設改修を図る予定。
幕別町
1
既存の道の駅「虫類」は1993年に道の駅登録されて以降、順調に客足を伸ばしコロナ禍前の2019年には年間利用客25万人の町内最大の集客施設となった。今後も施設改修を行い魅力アップに繋げていく方針。また、町内の幕別地区と札内地区に新たな道の駅を設置するという議員提案があったが、町側は「過去に協議会を立ち上げたことがあるが、機運は失せているとの判断を行い現在に至っている」と答弁している。
増毛町
0
廃線となったJR留萌線の増毛駅舎を改築して道の駅にする検討が行われていたが、最終的には断念した模様。2017年3月の町議会で町長は「道の駅は経費を考えると難しい」と答弁している。2018年4月に増毛駅舎は観光施設としてリニューアルオープン。売店も設置されミニ道の駅的施設となったが、道の駅登録に関する議論は行われていない。
真狩村
1
既存の道の駅「真狩フラワーセンター」は近隣に大型ホームセンターがオープンしたことやコロナ禍の影響により売り上げが減少。対策として従業員に負担の多い花卉販売の比率を減らし、農作物直売を増やす方針にしている。ただ、駅名が「フラワーセンター」だけに花卉部門を完全に廃止することに躊躇しており、「フラワーセンター」の名称を本駅にどのように反映させるか苦慮している状況。(2020年3月村議会の議論より)
松前町
1
既存の道の駅「北前船 松前」に展望デッキ(うみかぜデッキ)を設置。展望デッキから見る漁火が観光客の人気になっている。町側は夜の漁火を本駅の名物にしたい考えで、本町での宿泊客増加につながるような施策を検討中。(2022年12月町議会の議論より)
三笠市
1
既存の道の駅「三笠」は市の西端にあるが、市の東部に建設予定の新桂沢ダム近くに市内2つ目の道の駅建設を検討した経緯がある。ただ、2017年3月の市議会で市側から「市内2つ目の道の駅は既に国土交通省と交渉を進めているが、中間で出せる情報と出せない情報がある」という答弁を最後に市議会等の公開の場で新しい道の駅に関する議論は無くなった。水面下で進んでいるのか、構想は消滅したのか現時点では不明。なお、新桂沢ダムは2024年に完成予定。2024年前後に市内2つ目の道の駅の情報も出てくると予想される。
南富良野町
1
既存の道の駅「南ふらの」は2022年4月に大規模リニューアル。アウトドアブランドのモンベルがオープン、宿泊施設のフェアフィールド・バイ・マリオット、6つの店舗が入るフードコートがオープンした。
むかわ町
むかわ町
1
室蘭市
1
既存の道の駅「みたら室蘭」は2019年4月にリニューアルオープン。以前は商業施設が貧弱だったが、物産コーナーが大幅に充実。飲食コーナー、キッズスペースも新設された。リニューアル効果は大きく2019年度の来場者数は75万1千人。リニューアル前からおよそ25万人の増加となっている。(2022年6月市議会の議論より)
芽室町
0
2018年の町議会で議員より中心市街地への道の駅設置提案に対して町長は「既存の農作物直売所との競合、土地の確保等、課題は多い」と答弁。2022年12月の町議会で芽室公園の中に道の駅を作るというアイデアに対しては「通年営業は難しい」との答弁している。
妹背牛町
0
町内では道道94号線沿いにあるペルル温泉が道の駅に最も近い施設。議員よりペルル温泉を含む周辺施設の道の駅にする提案あり。町長は「私も道の駅化はずっと考えていた。将来的にそれがいい形で出来るといいなと考えている」と将来的な道の駅化を示唆した答弁をしている。(2018年6月町議会の議論より)
森町
2
町内の既存の道の駅「You・遊・もり」は2016年に年間18万7千人の来客者を集めたもののその後は減る一方。2020年の年間利用客は9万7千人まで落ち込んでいる。町側は「You・遊・もり」の大規模リニューアルを検討中。2021年9月より道の駅再整備に関する情報収集や先進地視察など行っている。また、2017年9月に議員より町南部の旧赤井川小学校跡地に町内3つ目の道の駅設置の提案があったが、こちらに関してはその後の進展は特にみられない。
紋別市
1
既存の道の駅「オホーツク紋別」は藻別川の浸水想定区域、また津波浸水区域にあり防災施設としては不適当な状況。議員より道の駅の移転提案に対して、市側は「移転に関しては様々な視点で総合的に判断する」と答弁している。現実的には将来的に紋別市内まで延伸される高規格道路「旭川紋別自動車道」の整備計画に合わせて道の駅移転について検討される見通し。(2020年9月市議会の議論より)
八雲町
0
町内では道央自動車道の八雲ハイウェイオアシスに併設された「丘の駅」が最も道の駅に近い存在だが、今のところ道の駅登録に向けた動きは見られない。2009年6月の町議会で道央自動車道の落部IC近辺に道の駅を設置するという議員からの提案があったが、町側は「もうちょっと時間が欲しい」と回答を保留。ただ、その後の町議会で落部IC付近に道の駅設置に関する議論は行われていない。
夕張市
1
既存の道の駅「夕張メロード」のリニューアルを計画中。地場産品を活用した飲食コーナーが新たに設けられる予定。(2022年3月市議会の議論より)
湧別町
湧別町
2
由仁町
0
由仁町では2012年から2013年にかけて道の駅設置の検討を行ったが、直売所を運営したいという団体が現れなかったため見送りになった経緯がある。その後、2021年6月の町議会で町財産の無償譲渡の報告の中で、利用目的に「民間経営による小さな道の駅構想」というものがあるが、おそらく、国土交通省認可の正式な道の駅ではないと思われる。
余市町
1
後志自動車道余市IC付近に新しい道の駅設置を計画中。2026年10月のオープンを予定している。2021年10月に基本構想を策定。2022年9月に公募型プロポーザルで道の駅運営事業者を募集。2023年1月に大和リースを代表企業とするコンソーシアムを選定した。なお、既存の道の駅「スペース・アップルよいち」の扱い(廃用or存続)は国土交通省と協議の上決定する。(2022年12月新たな道の駅基本構想より)
羅臼町
1
既存の道の駅「知床・らうす」の改修を計画中。改修の第1弾としてウォシュレットトイレの設置、第2弾としてオートキャンプ場の設置を検討している。(2022年6月町議会の議論より)
蘭越町
蘭越町
2
陸別町
1
既存の道の駅「オーロラタウン93りくべつ」の年間利用客はコロナ禍前の2018年が17万人と町内では最大の集客施設。更なる魅力向上のために議員より建て替えを含む大規模リニューアルの提案があったが、町長は「現段階では建て替えの計画はない」と否定的。「より良い施設にしていきたい」と小規模な改良を進めていく方針を示している。(2022年12月町議会の議論より)
利尻町
0
町西部の海岸沿いに「神居海岸パーク」が2016年にオープン。町内では最も道の駅に近い施設だが、道の駅登録の動きは特にみられない。
利尻富士町
0
町内にはトイレ、物産館、観光案内所を備えた「海の駅 りしりとう・おしどまり」がある。町内では一番道の駅に近い施設であるが現在のところ道の駅登録に向けた動きは見られない。
留寿都村
1
既存の道の駅「230ルスツ」は生産者の減少、及び高齢化により販売する農作物の減少が問題になっている。議員より長時間滞在してもらうために施設の再整備と活性化の提案があるが、村長は「施設のスペース的に長時間滞在者向けのスペースを作ることは不可能。今後予定されている公共施設等総合管理計画において将来の構想を立てていきたい」と答弁している。
留萌市
1
2020年3月登録の道の駅「るもい」は同年7月にオープン。ただ、本駅の構想はまだまだ途上の状態で、今後は道の駅隣接地にアウトドアブランド「モンベル」と協業の「アウトドアビレッジるもい」を設置する計画になっている。利用客は年間約20万人と好調をキープしている。
礼文町
礼文町
0
稚内市
1
市内にある稚内空港は旅客ビルの建て替えを計画中だが、新旅客ビルには道の駅機能を追加する予定。北海道エアポート株式会社中期事業計画には2024年度内のオープンを予定と記されているが、コロナ禍の影響により建て替え計画は遅延中。道の駅オープンも大幅に遅れる見通し。
和寒町
0
和寒町では過去に国道40号線沿いの塩苅温泉跡地、及び宗谷本線和寒駅近くに議員から道の駅設置の提案があり町議会で議論されたことがあるが、現状、具体的な道の駅設置に向けた動きは無し。但し、産業教育常任委員会が千葉県の道の駅「保田小学校」を視察する等、道の駅設置に興味はありそう。