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計画中の道の駅 石川県 各市町村の対応状況

石川県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。

(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。 各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、 本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)

記号の説明:
 ◎ : 建設中
 ○ : 具体的に計画中
 ▲ : 前向きに検討中
 △ : 設置の是非を検討中
 × : 設置を否定、又は断念
 - : 設置に関する議論なし

(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
穴水町
1
H27年秋登録の道の駅「あなみず」はH27年12月にオープン。のと鉄道穴水駅に併設されている。
内灘町
1
町内には既に道の駅「内灘サンセットパーク」が存在しているが、新たに2つ道の駅構想に関して議論されている。一つは河北潟において内灘町を含めた2市2町共同の道の駅構想で、県の方から話が出ている。もう一つは町の南部にある商業施設「コンフォモール内灘」を中心とした道の駅構想で、こちらは町議会で議員より提案されている。(H29年町議会にて)
加賀市
1
H24年3月に加賀商工会議所を中心に道の駅建設推進委員会を立ち上げ、同年10月に国道8号線沿いの道の駅の基本構想を市に提出。市側は「完成目標年度は設定しないが国を含め関係機関と協議を進める」と回答していたが、その後は道の駅設置計画は進展せず。H29年度に開催された議会報告会で市民から「国道8号線の道の駅の進捗」について問われたが、市側は「道の駅はH25~H26年度にかけて基礎調査を実施したが事業化に至っていない。道の駅設置には大きな費用を要するため民間活力が必要」と回答。今後は民間事業者の動きを注視しながら事業化のチャンスを伺う方針。
金沢市
0
過去の市議会では「金沢港を道の駅に登録する」「県道金沢井波線沿いの医王山地区に道の駅を設置する」等、様々な道の駅設置のアイデアが提案されたが、いずれも深い議論にはつながっていない。現時点では道の駅設置の具体的な計画は存在しない模様。
かほく市
1
既存の道の駅「高松」は高規格道路の「のと里山海道」の上り(金沢方面)に里山館、下り(能登方面)に里海館の2つの施設がある道の駅。H25年3月31日にリニューアルし、里山館には足湯、里海館にはドッグランがオープンした。リニューアル直後は入込客が大幅に増加したが、近年はやや減少傾向で、H29年度の入込客(レジ通過者)は40万人、売上は2億7千万円でピーク時と比較すると入込客は6万5千人、売上は5千万円減少している。(H30年市議会の議論より)
川北町
0
川北町では過去の町議会で道の駅に関する議論は一度も行われていない。H28年に策定された川北町総合計画(H28~H37)には産業・交流の施策として「情報発信・交流拠点の整備」と記載はあるが道の駅登録に関する記述は存在しない。
小松市
小松市
1
志賀町
志賀町
2
珠洲市
3
市内の3つの道の駅はいずれも好調。H27年度の来場者は前年比で「すず塩田村」は50%増、「狼煙」は13.5%増、「すずなり」は16.9%増を記録した。
津幡町
1
国道8号線バイパス沿いに町内2つ目の道の駅設置の提案が議員よりあったが、町側は「バイパス沿いの津幡丘陵公園(計画中)の敷地内に道の駅設置を国、及び県に要望していたが、道の駅認定は困難と判断されている」と答弁。長期的な施策として道の駅設置の検討を進める予定。(H28年町議会にて産業建設部長の答弁)
中能登町
1
H26年4月オープンの道の駅「織姫の里なかのと」の経営は厳しい状況。来客者数、売上ともに年々増加しているが、それでも町からの指定管理料を加えても黒字には至っていない。(H30年町議会の議論より)
七尾市
4
×
既存の道の駅「いおり」に隣接する海水浴場はH29年度より休止。道の駅も廃用が検討された模様だが、最終的にはライダーの利用が多いため道の駅は継続する意向。また、能越自動車道の七尾IC近くに「のと里山海山ミュージアム」がH30年10月にオープン。議員より「道の駅機能を整備しては?」との提案に対して、市側は「他市の道の駅と距離が近く、道の駅設置条件である『他の道の駅との距離10km以上』の規定から道の駅登録は難しい」と、道の駅整備を否定している。(H30年市議会の議論より)
能登町
1
詳細は明らかになっていないが、町東部の九十九湾に道の駅設置を計画している模様。H30年町議会で「九十九湾の道の駅も完成を目指す」という発言がされている。なお、九十九湾は日本百景にも選ばれている国定公園である。
野々市市
0
×
H26年の市議会で議員より道の駅設置の提案に対して、市長は「道の駅は相互の機能分担や広域的な視点からの整備が必要で、本市における道の駅は事業選択として困難」と否定的な見解を示す。現在、市東部の本町2丁目に地域中心拠点「にぎわいの里ののいちカミーノ」を建設中だが、この施設も道の駅にはならない模様。
能美市
1
能美市の市議会では毎年のように市の中心部に市内2つ目の道の駅設置に関する議論が行われている。H28年市議会では辰口丘陵公園内に道の駅を設置する提案、H29年市議会では辰口フラワーパーク跡地に道の駅を設置する提案が出されているがいずれも具体化していない状況。H30年市議会で、市長は「道の駅は観光振興や地域活性化の観点から有効な施設になり得る」と効果を認めつつも「大きな財政負担を伴う」と答弁。現在策定中の観光アクションプランの中で協議を進める方針を示している。
羽咋市
1
H28年秋登録の道の駅「のと千里浜」はH29年7月7日にオープン。初年度(オープンから約9ヵ月)のレジ通過者数は23万5千人、売上は2億5千万、収益は1000万円の黒字。2年目も順調でオープンからH30年11月までの17ヵ月間の累計でレジ通過者は50万人、入り込み客数は約120万人となっている。(H30年市議会の議論より)
白山市
3
H29年秋に登録された市内3つ目の道の駅「めぐみ白山」はH30年4月27日にオープン。場所は市の中心部の国道8号線沿い。オープンから5月末までの1ヵ月余の期間は10万人の客を集めて順調なスタートを切ったが、その後は少し停滞気味で6月から11月末までの6ヵ月の来客者数は20万人となっている。(H30年市議会の議論より)
宝達志水町
0
H28年策定の「宝達志水町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に、今浜海岸の千里浜景観地に浜辺を活かした新たな交流拠点を創出する(宝のなぎさ交流促進事業)と記載されている。具体的に道の駅設置とは書かれていないものの、道の駅設置も視野に入れている可能性もある。
輪島市
4
市西部の旧門前町地区の中心部、總持寺祖院近くに議員より道の駅設置の提案あり。市側は「門前地域の道の駅等も含め、観光拠点のあり方について具体的に協議し、交流人口の拡大につなげていきたい」と前向きの回答を行っている(H29年市議会にて門前総合支所長の答弁より)。また、市の東部の町野地区に「平家の里構想」を展開中。H28年市議会で市長は道の駅を整備することを視野に入れた答弁を行っていたが、今のところ道の駅設置に向けた具体的な動きは見られない。