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計画中の道の駅 大分県 各市町村の対応状況

大分県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。

(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。 各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、 本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)

記号の説明:
 ◎ : 建設中
 ○ : 具体的に計画中
 ▲ : 前向きに検討中
 △ : 設置の是非を検討中
 × : 設置を否定、又は断念
 - : 設置に関する議論なし

(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
宇佐市
1
市北東部の国道10号線と国道213号線が交わる岩崎地区に道の駅設置を計画中。既に国土交通省から道の駅登録の確約を得ている模様。2018年11月には地元説明会が開催された。基本計画によるとオープン予定は2022年度末(2023年3月)。用地取得や予算配分状況によりオープン時期は変動する可能性があるようだ。
臼杵市
0
×
H25年以降、市議会では市の西部の旧野津町地域に道の駅を設置することに関して度々議論が行われている。H29年の市議会で再び議員より、この先5年後を見据えた旧野津町地域への道の駅設置提案に対して、市長は「我々は決してやらないとは言っていない。しかし市が箱物だけを作っても成功しない。地域の人が是非ここに一緒になって作ろうと市に要求するような、大きなうねりにはまだなっていない」と答弁。まだ機は熟していないという答弁を行っている。(H29年市議会にて)
大分市
2
2019年3月登録の道の駅「のつはる」は同年11月にオープン予定。場所は市南西部の旧野津原町地区で大分川ダムの畔。また、これとは別に市北部の田ノ浦海岸(国道10号線沿い)に市内3つ目の道の駅設置も検討中。市側は「高崎山自然動物園、水族館うみたまごなど観光資源と連携する新たな拠点施設として道の駅整備の可能性を検討する」と発言している。(H29年建設常任委員会にて都市部次長の発言より)
杵築市
0
×
大分空港道路(国道213号線バイパス)の杵築IC付近に道の駅を計画していたが、道の駅計画は一旦中止となった模様。市側は「大分空港道路の利用者数を勘案しながら、先々道の駅整備をできるかどうか、今後詰めていきたい」と答弁しているが、実質計画は白紙に戻ったと言える。杵築市にとって道の駅は長年のテーマで、長期間の検討期間の後、2019年度よりようやく建築工事が始まることが決定したばかりであったが、工事着手直前になり一転して断念という結果になってしまった。(R1年市議会の議論より)
玖珠町
2
H28年春登録の道の駅「慈恩の滝くす」はH28年7月にオープン。市の西部の国道54号線沿い、景勝地の「慈恩の滝」の近くに位置している。
国東市
2
×
H27年の市議会で明らかになった市の南東部の安岐地区に道の駅を設置する構想は消滅した模様。H29年12月の市議会で市側は「国東半島への観光拠点は、里の駅むさし、安岐のルート213が工夫を凝らして誘客を行っているため、現時点では道の駅設置は考えていない」と道の駅設置を否定した。
九重町
0
議員より「町の体力を考えると10年後に九重町に道の駅を造るのは無理。造るなら今しかない」と道の駅設置を強く推す意見あり。町側担当者は「予算が通り次第、国道210号線の流動調査を行い、そのデータを基に協議を行いたい」と道の駅設置に比較的前向きな答弁。しかし町長は「道の駅の約9割は赤字。箱物を作っただけでは意味がない」「既存の商業者との兼ね合いを考えなければならない」等、道の駅設置に消極的な答弁を行っている。(H30年町議会の議論より)
佐伯市
3
市内に東九州自動車道が延伸されたことにより、国道の交通量が減少。国道沿いにある市内の3つの道の駅は経営に苦戦している。3駅の指定管理契約はH32年(R2年)3月までの契約だったが、赤字が続いたためH30年度に管理会社が指定管理の解除を申請。H31年3月より新しい管理会社により経営の立て直しを図っている。(H30年市議会の議論より)
竹田市
3
H31年2月に大分、熊本両県を結ぶ高規格道路「中九州横断道路」の竹田-阿蘇間のルートが決定。竹田市内には4つのインターチェンジが設置されることになった。市南西部の萩地区に設けられる萩IC周辺には道の駅設置を検討中。H31年3月の施政方針で市長は「荻のインターチェンジ周辺に道の駅を造るなどの具体的な構想を打ち立てて実現を目指す」と発言している。
津久見市
0
津久見港の埋め立て地に新しい市庁舎を建設する計画があるが、市庁舎の1階部分に道の駅的な施設を設置することを検討中。市議会で市長は「防災の観点から庁舎の機能は建物の2階よりも上に置き、1階部分は集客交流拠点施設、いわゆる道の駅的なものとして整備すれば町なかのにぎわいづくりの核と成り得る」と答弁している。(H30年市議会の議論より)
中津市
3
H26年4月オープンの道の駅「なかつ」はH30年10月に来場者数250万人を突破(レジ通過者数)するなど好調が続いている。
日出町
0
町内には道の駅的施設の「シーガーデンひじ」が国道10号線沿いにあるが、今のところ道の駅登録に向けた動きは見られない。
日田市
日田市
3
姫島村
姫島村
0
豊後大野市
5
道の駅としては規模が小さい「あさじ」の改修を計画中。まずは駐車場拡張とトイレの改修を行う予定。
豊後高田市
0
豊後高田市は日本最大級の熊野磨崖仏を初めとして福真磨崖仏など数多くの磨崖仏が存在。市では石造文化を活用した誘客促進を別府大学と共に研究している。別府大学の報告書の中には石造文化の歴史を学ぶ施設として道の駅の機能を有したバーチャル博物館の整備が提唱されている。市側はこの報告書をベースに誘客促進対策を進めていく方針。(H30年市議会の議論より)
別府市
0
議員からの国道10号線沿いに道の駅、または海の駅を設置する提案に対して、市側は「選択肢をいくつか準備して検討していきたい」と答弁。前向きではないが、将来的に道の駅を含めた施設設置の可能性を示唆した。(H27年市議会の議論より)
由布市
1
市南部の庄内地区において庄内地区の活性化を目的に有志28名が「道の駅庄内市民ネット」という団体を立ち上げた。但し、市側は議会で「今のところ具体的な道の駅建設計画はない」と道の駅設置に否定的な見解を示している。一方、既存の道の駅「ゆふいん」はH30年度に大分県内では初となる重点道の駅に選定されている。(H31年市議会の議論より)