計画中の道の駅 佐賀県 各市町村の対応状況
佐賀県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。
(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。
各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、
本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)
記号の説明:
◎ : 建設中
○ : 具体的に計画中
▲ : 前向きに検討中
△ : 設置の是非を検討中
× : 設置を否定、又は断念
- : 設置に関する議論なし
(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
有田町
0
過去の町議会で議員より道の駅設置の提案に対して町長は「魅力ある拠点づくりが必要と考えている」と道の駅設置に含みを残す答弁を行っていたが、現時点では道の駅設置の計画は無い模様。H30年6月の町議会で町側は「現在、有田町における道の駅構想は無い」ときっぱりと否定している。
伊万里市
1
建設中の西九州自動車道(伊万里道路)の開通を見越して、市内へ2つ目の道の駅設置を計画中。H29年7月に道の駅研究チームが立ち上がり県や国土交通省九州整備局と会議を重ねてきたが、H30年に入り進捗がストップ。H30年6月の補正予算で計上されるはずの基本構想、基本計画を策定する委託費が計上されなかった。市長は道の駅に関して「伊万里市の観光浮揚、活性化の起爆剤として魅力的な施設」と説明。但し、同時に「道の駅は経営が成り立ってこそ続けられるもの。理想論ではなく現実的にどうやって行くのかを見極めたい」と少し立ち止まって再検討することを示唆している。なお、立地予定地は市の中央部の松島町地区。道の駅登録予定時期は不明だが、商業施設は2019年度内に建設される予定になっている。(H30市議会の議論より)
嬉野市
0
市内に九州新幹線(西九州ルート)の嬉野温泉駅が新設される予定だが、嬉野温泉駅の周辺整備の一環として道の駅整備を検討中。但し、市民団体が道の駅基本構想策定の業者に対して違法性を訴え裁判を起こす等、計画初期段階から波乱含みの展開になっている。オープン時期は今のところ明らかにされていないが、新幹線が開通する2022年になる可能性が高い。
大町町
大町町
0
小城市
0
過去に道の駅の社会実験の意味合いを持つ農村カフェや民間の直売所をオープンさせたことがあるが、いずれも数年後に閉鎖に追い込まれた過去がある。市長は「道の駅というのは、そうそう簡単にやれるものではない。流通のプロでもない我々行政がやるのは非常に厳しいものがある」と設置に消極的な姿勢を見せている。(H28年市議会にて)
鹿島市
1
既存の道の駅「鹿島」はH26年度重点道の駅に選定。干潟環境教室の設置、6次産業化拠点の「海道しるべ」と連携した商品開発等、道の駅の機能強化を行う予定。
上峰町
0
町内に道の駅設置を計画中。H29年9月に基本構想を策定した。候補地は町の北部、中部、南部の3ヶ所が挙がっていたが、H31年2月に閉店が決まったイオンモール跡地(市の中央部の坊所地区)に決定した。H27年10月策定の「上峰町まち・ひと・しごと創生総合戦略」にはH31年(2019年)度内のオープンと記載されているが、計画は少々遅れ気味。町長は「計画は少し遅れているが、現在のところその進捗を早めていくことに努力していきたい」と議会で答弁している。(H31年町議会の議論より)
唐津市
2
無料高速の西九州自動車道の唯一のサービスエリア「(仮称)鏡山サービスエリア」が唐津市内に設置されるが、市側は一般国道からアクセス可能にして道の駅に登録したい意向。但し、国土交通省側は西九州自動車道全線開通を優先する方針を示しており、現段階では道の駅認可の確約を得ていない状況。現在は佐賀国道事務所と合同の勉強会を開き、整備手法に関して協議を行っている。(H30年市議会にて都市整備部長の答弁より)
神埼市
0
現在、市では新庁舎の建設を検討中だが、旧庁舎跡地の利用方法を同時に検討中。利用方法として公民館、保育施設、道の駅などが候補に挙がっている。市長は「民主主義のルールとして多数の方向に持っていきたいと思う」と答弁している。(H30年市議会にて)
基山町
0
H17年頃に道の駅設置を検討したが商品が集まらないということで一旦断念。町長は道の駅設置に関して「道の駅設置には莫大な金がかかるが、機が熟せば検討する必要もある」と答弁。当面は九州自動車道基山PA内に出店した直売所の動向を見守り、売り上げが伸びるようなら道の駅設置も検討する方針。(H28年町長地元懇談会の議論より)
玄海町
0
第四次玄海町総合計画には「町の顔づくり拠点」として「(仮称)玄海町次世代エネルギーパーク」の設置計画が記載されている。道の駅的施設となる可能性があると思われるが、総合計画内には特に道の駅登録に関する記述はない。
江北町
0
H27年の議会で議員より道の駅設置の提案あり。その時は町長は「道の駅を造った方が良いのか、公園を造った方が良いのか検討したい」と答弁。その後、隣町の白石町に道の駅が完成したこともあり、江北町では公園を造ることを選択した。その公園「みんなの公園」は2019年秋にオープン予定。週末にはマルシェが開催される等、道の駅的要素も持っているが、道の駅登録は行われない見通し。
佐賀市
1
市内には観光拠点として北部には道の駅「大和」、南部には橋の駅「ドロンパ」がある。橋の駅ドロンパも道の駅と同様施設だが、現状は道の駅登録に向けた具体的な動きは見られない。
白石町
1
H28年秋に道の駅「しろいし」が登録。道の駅近隣の有明海沿岸道路の福富IC供用時にオープンする予定だったが、道路開通が遅れたため、H31年6月に道の駅「しろいし」が道路開通を待たずに先行オープンした。基本計画では年間23万6千人の集客を見込んでいる。
多久市
0
道の駅構想は過去に存在したが、設置候補地が高速道路のインターチェンジ予定地となり、土地利用に制限がかかってしまったため現状は道の駅計画は凍結されている。(H26年市議会にて建設課長の答弁より)
武雄市
1
議員より市内の中山間地域に道の駅を設置するという提案あり。市長は一般的なまちづくりの考え方として「あるものを生かして自分たちで盛り上げていこうという考え方は非常にすばらしい」と発言。道の駅に関しても具体的な話があれば検討することを示唆した。(H27年市議会にて)
太良町
1
既存の道の駅「太良」のH29年度利用客数は30万2千人(レジ通過者数)と好調。議員より施設拡張に関する質問が議会で出されたが、町側は「施設の拡充の予定はない」と答弁している。(H30年町議会にて)
鳥栖市
0
入場者数減が続く佐賀競馬場の駐車場を一部利用して道の駅を設置する提案が議員から提出されたが、市側は「佐賀競馬場は近年入場者数は減っているものの重賞競走があるときは駐車場が足りない状況」と道の駅設置の考えを否定。その他の場所に道の駅を設置することに関しては財政上の問題から厳しいとしながらも「まちづくりの観点から関係部署と調整を図りながら今後検討したい」と回答。(H20年市議会にて建設部長の答弁)