計画中の道の駅 香川県 各市町村の対応状況
【2024年4月改定】香川県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。
(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。
各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、
本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)
記号の説明:
◎ : 建設中
○ : 具体的に計画中
▲ : 検討中
△ : 調査・研究中
- : 否定、又は具体的な検討なし
(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
綾川町
1
既存の道の駅「滝宮」は2021年3月リニューアル。農作物直売所、物産館、セルフうどんの店、イチゴに特化したスイーツ専門店、レストランがオープンした。ただ、リニューアル後に出店したレストランは早くも2022年1月に撤退。新たな事業者を募集している状況。レストラン以外は好調で、リニューアル後は連日多くの客を集めている。また防災道の駅にも選定されている。
宇多津町
1
既存の道の駅「恋人の聖地うたづ臨海公園」の隣接地に四国水族館がオープン。その四国水族館の駐車場が600円掛かるため、水族館の客が道の駅の無料駐車場に流れ込み問題となっている。周辺道路には案内人を配置し、水族館利用客は道の駅駐車場を利用しないように呼び掛けているが、厳密に取り締まることは難しいため解決は困難な状況。
観音寺市
2
市西部の豊浜町姫浜地区、国道11号線と県道21号線が交わる観音寺市ちょうさ会館の隣接地に市内3つ目の道の駅「(仮称)かんおんじ」の設置を計画中。2023年5月に道の駅基本構想が策定された。計画によると2025年度から用地取得の交渉を開始。2027年度に着工し2028年度内にオープンする予定。市長は中四国最大の道の駅を目指すと議会で発言している。(2022年9月市議会の議論より)
琴平町
0
町内のデパートが倒産し、高齢者等の買い物難民問題が琴平町の喫緊の問題。2015年9月の町議会で議員より買い物難民対策、及び町の活性化のために閉店となったデパート跡地に道の駅を設置する提案あり。町側は「道の駅となると駐車場を含めた一定のスペースが必要。また農作物の供給面でも琴平町単独で賄うのは困難」と答弁している。その後は町議会で道の駅設置に関する議論は特に行われていない。
坂出市
1
2024年度に瀬戸中央自動車道の坂出北ICがフル化される予定だが、フル化を機に坂出北IC近くの県道186号線沿いの江尻地区、或いは松山地区に道の駅設置の提案が議員より出されている。市側は「道の駅は地域を活性化する拠点として非常に有効な施設となり得る」と効果を認識しつつも、「財政負担の問題、周辺地域への生活環境の影響、県との協議など課題が多い」と問題点を指摘。先進事例を参考にして情報収集に努めていく方針。(2023年6月市議会の議論より)
さぬき市
3
既存の道の駅「ながお」の隣接地に「おへんろ交流サロン」があるが、これを博物館(おへんろミュージアム)にして四国遍路の文化的価値を発信する拠点施設にして、世界文化遺産登録に向けた第一歩とする構想有り。この構想に伴い道の駅「ながお」のリニューアルも検討されている。(2021年9月市議会の議論より)
小豆島町
2
既存の道の駅「小豆島ふるさと村」はリニューアルを検討中。現在「小豆島ふるさと村全体整備構想基本計画」を策定中。もう一つの道の駅「小豆島オリーブ公園」は風車の塗装修繕など改修を進めていく予定。(2022年6月、及び2023年3月町議会の議論より)
善通寺市
0
2019年9月の市議会で議員より防災機能を備えた道の駅設置の提案あり。場所は高松自動車道の善通寺IC南側の善通寺市民プール近くの県道24号線沿い。市側は「その場所は水害時の浸水想定地域であり防災施設としての立地にはそぐわない」と答弁。また巨額の建設費や用地が必要になるため「道の駅は長期的な視野に立っての検討課題にしたい」としている。
高松市
3
既存の道の駅「しおのえ」の大規模リニューアルを計画中。道の駅に隣接している温泉施設(行基の湯)を含めたエリア一体を道の駅エリアにして、温泉施設の建て替え、新しい温泉施設内に直売所やレストランを配置、現状手狭な駐車場を拡張する。完成時期については計画書の中で「なるべく早く」と記載されている。なお、既存の温泉施設は解体・建て替えのため2023年5月より休止になっている。(2020年11月策定の高松市塩江道の駅エリア整備基本計画より)
多度津町
0
2012年に開催された子ども議会の中で小学生から道の駅設置の提案あり。町側は「財源、スペース、交通量等様々な問題がある。これらの問題の解決の目途がたってから検討したい」と回答している。なお、大人の町議会では過去に一度も道の駅設置に関する議論は行われていない。
土庄町
1
2016年に既存の道の駅「大阪城残石記念公園」のリニューアルする計画が発表されたが地元住民の同意を得られず計画は頓挫。その代替として町側は2018年8月に一般財団法人小豆島北部みらいを設立し、石のクルージングツアーなど石に関する事業を実施している。元々計画されていた物産館及びレストランの拡充、農作物直売所の新設、絵手紙作成の体験施設の設置は白紙撤回となった。(2019年12月町議会の議論より)
直島町
0
町内には特産品販売などを行う海の駅「なおしま」はあるが、今のところ道の駅設置に向けた動きは見られない。
東かがわ市
0
2016年の施設方針で当時の市長は「道の駅の有効性調査を行う」と表明。2018年度には市内の経済団体と道の駅の必要性、更には設置場所、運営に関して踏み込んだ議論を行った。ただ、2019年4月に市長が交代になってからは市議会において道の駅設置の議論はあまり行われていない。2021年2月に開催された総務常任委員会では市北東部の瀬戸内海沿いにある温泉宿泊施設「ベッセルおおち」の活性化策について議論されているが、委員より道の駅機能にして付加価値を上げる提案が出されている。
丸亀市
0
議員より市北部の飯山町川原地区に存在したコープ跡地(国道438号線沿い)に道の駅設置の提案あり。市長は「提案の場所は主要道が交差する好立地で面積も十分にある。また、道の駅は地域を活性化する拠点として非常に有効な施設となり得ることは認識している」と道の駅設置に前向きな姿勢を示すものの、一方で「本市には同業の民間施設もあり必要性や採算性もさることながら、整備目的を明確にし、市域全体の中での最適地を検討していくといった手順も必要」とも答弁。まずは調査・研究から始めることを答弁している。(2021年3月市議会の議論より)
まんのう町
2
町内の2つの道の駅の活性化に関して、株式会社田園プラザ川場代表取締役社長の永井氏にコンサルタントを求めて改善を図っている。永井氏の主張では、「道の駅は単に名産品や食事を提供するだけでは駄目で、その場所に行こうと思わせる付加価値の高い商品、サービスや場所の提供を行う必要」とのこと。2023年度は食堂メニューの見直しやメニューの再現性について研究していく方針。(2022年12月町議会の議論より)
三木町
0
三木町には町民に街づくりの具体的な施策を提案してもらうための組織「百眼百考会議」があるが、2015年度の百眼百考会議では道の駅設置が提案されている。2017年度には道の駅的施設建設を含めた「まんで願いきいきパーク整備基本計画」を策定、2018年度予算にはこの計画に約2億円の予算が計上された。ただ、財源の問題で「まんで願いきいきパーク整備基本計画」は2019年1月に事業見直しを表明。道の駅的施設建設も白紙に戻った。
三豊市
2
既存の道の駅「たからだの里さいた」は2021年3月にリニューアル。売り場面積が増加し、新たにベーカリーコーナーもオープンした。また、市内の2つの道の駅「たからだの里さいた」と「ふれあいパークみの」にRVパークを整備する予定。