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計画中の道の駅 佐賀県 各市町村の対応状況

【2024年4月改定】佐賀県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。

(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。 各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、 本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)

記号の説明:
 ◎ : 建設中
 ○ : 具体的に計画中
 ▲ : 検討中
 △ : 調査・研究中
 - : 否定、又は具体的な検討なし

(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
有田町
0
2019年6月の町議会で議員より防災機能付きの多機能道の駅設置の提案あり。町長は「現在は財政的に厳しく、時期が来れば検討したい」と答弁している。
伊万里市
1
建設中の西九州自動車道(伊万里道路)の開通を見越して、市内へ2つ目の道の駅設置を計画していたが、2018年に入り道の駅計画は凍結された。市長は「私は伊万里市街地に道の駅は必要だと思っているが、事業主体者が道の駅にしないという判断をした」と凍結になった理由を説明している。今後に関しては次期の公約で明らかにすると述べている。なお、既存の道の駅「伊万里ふるさと村」は再生支援事業を策定中。西九州自動車道開通によるストロー効果の影響が大きく近年は利用客が減少している。開通前の2017年度の利用客は21万3千人、開通後の2018年度は17万9千人。
嬉野市
1
2022年2月登録の道の駅「うれしの まるく」は同年9月にオープン。西九州新幹線の嬉野温泉駅前に立地しており、九州新幹線開業と同日にオープンしている。当初は観光案内所と足湯だけの施設だったが、2022年11月に物産館がオープン。2023年7月には隣接地に「フェアフィールド・バイ・マリオット」のホテルがオープンする予定になっている。
大町町
0
大町町の議会では過去に道の駅設置に関する議論は行われていない。2022年3月策定の大町町第5次総合計画にも道の駅、及び道の駅的施設の設置計画は記されていない。
小城市
0
過去に道の駅の社会実験の意味合いを持つ農村カフェや民間の直売所をオープンさせたことがあるが、いずれも数年後に閉鎖に追い込まれた過去がある。市長は「道の駅というのは、そうそう簡単にやれるものではない。流通のプロでもない我々行政がやるのは非常に厳しいものがある。」と設置に消極的な姿勢を見せている。(2016年12月市議会にて)
鹿島市
1
既存の道の駅「鹿島」の年間利用客は30万人。2014年度の重点道の駅に選定されており、干潟環境教室の設置、6次産業化拠点の「海道しるべ」と連携した商品開発等、道の駅の機能強化を行う予定。
上峰町
1
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2024年8月に道の駅「かみみね」が登録された。場所は市中央部の県道22号線沿いで、2019年2月に閉店したイオン上峰店の跡地。農作物直売所、加工施設、行政情報発信施設、ミニFM局、スタジオ、ミュージアム、ギャラリー、住宅施設、学習室、健康増進施設、体育館、武道館、プールが入る多機能複合施設になる。
唐津市
2
西九州自動車道が有料道路として整備されていた頃、高速道路内の唯一のサービスエリア「(仮称)鏡山SA」が唐津市内に整備されることになっていた。市側はSA開設に合わせて周辺の土地を購入し、一般道からもアクセス可能なハイウェイオアシス型の道の駅設置を予定していた。しかし、西九州自動車道は無料の高規格道路として整備されることが決定し、鏡山SAの整備も凍結となり、市が購入した土地も荒れ地のままで放置されている。市側は鏡山SAの整備を国に対して要望を続けているが、見通しは立っていない状況。(2021年12月市議会の議論より)
神埼市
0
市内へ道の駅設置を検討中。2022年6月の市議会で市側は「農産物の産地形成と道の駅を融合させた新たな取組によって、にぎわいのあるまちづくりを目指すことを検討していきたい」と答弁している。場所については未定だが、市北部の旧脊振診療所跡地、市中央部の旧神崎庁舎跡地等が候補地として議員から提案されている。
基山町
0
2005年頃に道の駅設置を検討したが商品が集まらないということで一旦断念。町長は道の駅設置に関して2016年5月に開催された町長地元懇談会の場で「道の駅設置には莫大な金がかかるが、機が熟せば検討する必要もある」と発言。当面は九州自動車道基山PA内に出店した直売所の動向を見守り、売り上げが伸びるようなら道の駅設置も検討する方針。ただ、2016年以降は町議会等の公の場では道の駅設置に関する議論は行われていない。
玄海町
0
玄海町では過去に道の駅設置を検討したことがあるが、近隣に唐津市の道の駅「桃山天下市」があり、当時の道の駅設置基準の一つの「既存の道の駅から10km以上離れていること」に当てはまらず断念した。現在は道の駅ではなく海の駅設置を目指している。(2021年3月町議会の議論より)
江北町
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2021年12月の議会で議員より道の駅設置の提案あり。内容は県道多久江北線バイパス整備に伴う地域振興策としてバイパスと国道34号線が交差する市西部の小田地区(観音寺下交差点)付近に工場団地と道の駅を設置するというもの。町長は「道の駅には10億、工場団地には20億くらいの投資が必要で、回収できれば良いが、バイパスが出来るので道の駅を造りましょうとは軽々しくは言えない。当然、内部でシミュレーションはしているが、構想をつくって計画をして発表するというような状況ではない」と答弁。内部では検討を開始していることについては認める答弁をしている。
佐賀市
1
市内には観光拠点として北部には道の駅「大和」、南部には橋の駅「ドロンパ」がある。国道444号沿いにある橋の駅ドロンパも道の駅と同様施設だが、現状は道の駅登録に向けた具体的な動きは見られない。
白石町
1
2016年秋に登録された道の駅「しろいし」は道の駅近隣の有明海沿岸道路の福富IC供用時にオープンする予定だったが、道路開通が遅れたため2019年6月に道路開通を待たずに先行オープン。基本計画では年間23万6千人の来客を見込んでいたが、それを上回る30万人の客を集めている。(2023年3月市議会の議論より)
多久市
0
多久市では市内の東西にある2つの総合病院を合併して市の中心部に新たな総合病院を建設する予定。市西部に存在した多久市立病院の跡地に道の駅設置の提案が議員より出されている。市側は「多久市都市計画マスタープランの中で、多久地域は歴史や文教を基盤とする観光・交流のまちづくりとして方針設定がされている。道の駅は構想に沿った考えの一つと思われるので今後検討していきたい」と答弁している。(2021年12月市議会の議論より)
武雄市
1
2015年9月の市議会で議員より市内の中山間地域に道の駅を設置する提案あり。市長は市民や民間から具体的な話があれば検討することを示唆していたが、その後の市議会では道の駅設置に関する議論は行われていない。
太良町
1
2007年オープンの道の駅「太良」だが、オープンから僅か6年目の2013年に火災により建物が消失。2014年9月にパワーアップしてリニューアルした。コロナ禍前の数字ではあるが2017年度の年間利用客(レジ通過者)は30万2千人と好調。今後はドッグランを設置し愛犬家にも喜ばれる道の駅を目指す方針。(2022年3月町議会の議論より)
鳥栖市
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2020年3月の市議会で議員より農業の6次化産業を促すことを目的とした道の駅誘致の提案あり。市側は「農業者が6次化産業化に向けた取り組みを行う際は佐賀農村ビジネスサポートセンターを紹介したい」と間接的に道の駅設置を否定。その他にも佐賀競馬場の駐車場の一部を利用した道の駅設置(2012年9月市議会)、キャンプ場併設の道の駅設置(2022年12月市議会)など、幾つか道の駅設置の提案が出されているが、市側はいずれも道の駅設置に否定的な答弁をしている。
みやき町
0
みやき町は町南部の東尾地区(県道277号線沿い)にサッカー等に使用可能な多目的グラウンドを整備しているが、運営する民間会社から「町側が求めるなら道の駅にすることも検討する」という意見をもらっている。今後、町側としても検討する予定。(2022年6月町議会の議論より)
吉野ヶ里町
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吉野ヶ里町には町北部に道の駅「吉野ヶ里」があるが、町長は町の中心部でJR吉野ヶ里公園駅の正面にあるコミュニティーホールを道の駅的な施設にする意向を持っている。ただ、正式な道の駅を目指すのではなく、あくまでも「道の駅的施設」である模様。なお、既存の道の駅「吉野ヶ里」はコロナ禍前の2019年5月の月間利用客数は1万3千人。一般的に5月の利用客数は年間利用客の10%にあたるため、年間利用客は13万人と推測される。(2020年6月町議会の議論より)