計画中の道の駅 埼玉県 各市町村の対応状況
【2024年4月改定】埼玉県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。
(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。
各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、
本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)
記号の説明:
◎ : 建設中
○ : 具体的に計画中
▲ : 検討中
△ : 調査・研究中
- : 否定、又は具体的な検討なし
(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
上尾市
0
2015年度策定の上尾市産業振興ビジョンの中に上尾道路(国道17号線バイパス)沿いの道の駅整備の設置という項目があったが、その後は特に進展なし。また、2019年3月の市議会では国道16号線沿いの瓦葺地区へ議員より遊休農地を利用した道の駅設置提案あり。市側は「当該用地は市街地調整区域であることから積極的な土地利用増進を見込むことは難しい」と答弁。但し「一定のルールに基づいた開発行為であれば土地利用転換は可能なので地権者の意向を踏まえながら研究したい」とも述べている。
朝霞市
0
国道254号線沿いの内間木公園とそれに隣接する旧憩いの湯の敷地を利用した道の駅的施設の設置を検討中。但し市長は「道の駅ではない」と答弁しているので道の駅的施設が設置されても道の駅という冠は付かない模様。(2022年3月市議会の議論より)
伊奈町
0
2018年6月の町議会で町北部に道の駅を設置する議員からの提案あり。町側は「中心的な役割を担うJAさいたまの意向や地元からの設置の機運を見きわめながら、今後検討したい」と答弁している。但し、その後は町議会や委員会において道の駅に関する議論は行われていない。
入間市
0
2013年の市議会で市長は「国道16号線沿いに道の駅や特産品販売所など、チャンスと要件が揃えば前向きに進めたい」と答弁していたが、その後は議会や委員会で道の駅に関する議論は無し。道の駅構想も現時点では無いものとみられる。
小鹿野町
1
小鹿野町では過去、町内に延伸予定の国道140号線秩父小鹿野バイパス沿いに新しい道の駅設置を検討したことがあるが、その構想は断念した模様。2022年12月に町長は「町が施設を持つという事は財政負担、今後の維持管理で大きな問題。新しいものを造るのはちょっとどうかな」と答弁している。また、既存の道の駅「両神温泉薬師の湯」は経営に苦戦しているが、立て直しのために2022年4月から指定管理を地元の商社に変更した。
小川町
1
既存の道の駅「おがわまち」はリニューアルを計画中。2022年2月に「道の駅おがわまち再整備基本計画」が策定された。整備内容は(1)和紙を中心とした観光施設の再整備、(2)道の駅としての設備機能の充実(トイレ改善、遊具の整備、防災機能)、(3)飲食施設の整備の3点。2024年12月リニューアルオープンを予定している。(2022年12月町議会の議論より)
桶川市
1
2024年8月に道の駅「べに花の郷おけがわ」が登録された。場所は国道17号線バイパス(上尾道路)沿いの川田谷地区。重点道の駅候補にも選定されている。
越生町
0
越生町には「里の駅」や「梅の駅」など、道の駅っぽい施設は存在するが正式な道の駅は存在しない。議員より町内の歴史資料館に併設した道の駅設置に対して、町側は「歴史資料館に道の駅を併設することは理論的には可能だが、莫大か予算が必要。現状はその余裕が無い。将来的に考えることであり、今は適切ではない」と道の駅設置に否定的な見解を述べている。(2021年12月町議会の議論より)
春日部市
1
2021年3月の市議会で議員より国道16号線沿いの旧春日部商工振興センター跡地を利用した宿泊施設付きの道の駅設置の提案あり。しかし、2022年12月に生活協同組合コープみらいのスーパーになることが決定したため道の駅設置の可能性は消滅した。また、春日部市には既存の道の駅「庄和」があるが、2021年12月の市議会で議員より庄和地区北部に新たな物産拠点整備の提案あり。市側は「同じような施設が複合した場合でも、逆にそれが人を集めるスポットになるという考え方もある」と答弁。道の駅とは呼んではいないものの、新たな道の駅的施設を設置することを示唆した答弁を行っている。
加須市
2
既存の道の駅「きたかわべ」は2019年4月にリニューアル。駅名は「かぞわたらせ」に変更された。2020年度の入込客数は20万1千人、売上は1億8千万円。共に前年比で微増しており、僅かながらリニューアルの効果が表れている。もう一つの道の駅「童謡のふる里おおとね」の経営は順調。2020年度の純利益は405万円でコロナ禍でありながら前年比で115万円の上積みをしている。(2021年9月市議会の議論より)
神川町
0
2010年頃までは町議会で町北東部の国道254号線沿いにある「道のオアシス神川」、及び町南西部にある秩父瀬神流パークの2ヶ所について道の駅設置を検討した模様。検討結果は不明だが、その後は町議会や委員会で道の駅設置の話題が出ることは無くなった。
上里町
0
町東部の国道17号線バイパス沿いの神保原地区に道の駅設置を計画中。2012年に国と交渉したことがあるが、多額な資金が必要なため一旦は断念。しかし、2022年9月の町議会で町長は「道の駅は地域農業の魅力を広く発信するショーケース的な機能を持たせることが出来る」と道の駅設置に再び意欲を見せている。2023年8月には庁内に道の駅構想検討委員会を設置。2023年12月の町議会で町長は「憩いとやすらぎを提供できる道の駅を目指し、今後も検討していきたい」と答弁している。
川口市
1
既存の道の駅「川口あんぎょう」はリニューアルを計画中。駐車スペースと農作物直売所を拡張し、新たに市内の特産品を販売するスペースの確保、植木の競りやイベントに活用できる多目的広場を設置する予定。2022年度内に基本構想を策定する計画になっている。なお、コロナ禍前の2018年度の入込客数は約70万人。(2022年3月市議会の議論より)
川越市
0
川越市議会における道の駅設置の議論は2015年まで遡る。市南部の県道160号線(川越環状道路)沿いに道の駅設置の提案が議員より出されたが、市側は「擬態的な検討は行っていない」と答弁している。その後は道の駅に関する議論は行われていない。
川島町
0
川島町では過去に圏央道川島ICの南側に「ふれあいパーク」を建設し、ふれあいパーク内に道の駅を設置する要望書を県と国土交通省に提出したことがある。ただ、「ふれあいパーク」の建設に関する議論は2016年以降は無し。2021年3月策定の第6次川島町総合計画には川島IC南側の整備に関して評価指数が「工業用地の面積拡大」となっており、ふれあいパークの建設は中止されたものと推察される。道の駅設置計画も中止になった可能性が高い。
北本市
0
北本市では過去において圏央道桶川北本IC付近に道の駅を計画していたが、設置予定地のすぐ近くに桶川市の道の駅計画が発表された後に計画を撤回している。また市北部の国道17号線沿いにある農業ふれあいセンターをリニューアルして道の駅にする検討も行われた模様。2020年2月に農業ふれあいセンターはリニューアルされて近隣道の駅と比較しても見劣りしない道の駅的施設になったが、現状は道の駅登録に向けた動きは見られない。
行田市
0
市中央部の国道125号線バイパス沿いに道の駅「(仮称)ぎょうだ」を計画中。2018年度の重点道の駅に選定され、2023年度のオープンを予定していた。しかし、計画は殆ど進まずオープンの目途は全く立っていない。理由は土地取得の問題。2023年12月の市議会で市側は「一度ゼロベースに戻し、様々な課題解決の方策を研究していく」と答弁している。
久喜市
0
2022年6月市議会の所信表明で市長は市内に防災機能を備えた道の駅を設置することを表明。場所は市南西部のJA南彩菖蒲グリーンセンターの隣接地、圏央道の菖蒲PAの近くでもある。2023年8月に道の駅基本構想を策定。2027年4月に農作物直売所をオープンし、その後、関連施設を建て増し、2030年にグランドオープンする予定。
熊谷市
1
国道17号と国道125号が交差する池上地区に道の駅「(仮称)くまがや」を計画中。コンセプトは「日本を代表する食のテーマパーク」。駐車場には熱交換塗料やドライミスト、人工日除けなどを整備し暑さ日本一の熊谷市における暑さ対策をPRする予定。2028年度のオープンを予定している。また、既存の道の駅「めぬま」の2022年度のJA直売所を除く収支は2481万円の赤字。但し、歳出に施設老朽化に伴う修繕費が多く含まれており、市側は問題視していない模様。
鴻巣市
0
市の北西部、国道17号線旧道と国道17号線熊谷バイパスが合流する箕田地区に道の駅設置を計画中。既に土地買収は完了し工事も始まっている。正式なオープン時期は発表されていないが、計画書によると2025年度内に工事が完了。順調に進めば2026年度内にオープンすると考えられる。(2022年市議会の議論より)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
越谷市
0
市内への道の駅設置を計画中。場所は市東部の県道102号線の増林地区。国が駐車場とトイレを整備する一体型の道の駅を目指していたが、国および県との交渉がうまく進まなかったため、市が全てを整備する単独型の道の駅として整備する方針。市側はなるべく早期のオープンを目指していたが、議員、及び市民より採算面を気にする意見が多い。2023年12月の市議会で市長は「白紙という訳では無く、今後も検討していくスタンス」と道の駅設置に慎重を期す考えを示している。
さいたま市
0
市北東部の国道16号線沿いの宮ヶ谷塔4丁目地内に道の駅を計画中。元々は緑区のクリーンセンター大崎の敷地内に道の駅設置を計画していたが道路の形状(カーブの途中)から道の駅には不適となり、宮ヶ谷塔4丁目地内が候補地となった。コンセプトは「東日本の食・地域資源の交流拠点」。東日本産の食肉、特に和牛を楽しむ道の駅を目指す方針。道の駅の隣接地には食肉中央卸売市場も整備される。2028年度末のオープンを予定している。(2021年3月策定のさいたま市道の駅基本計画より)
坂戸市
0
坂戸市では2015年に道の駅を含めたファーマーズマーケットの設置が検討されたが、市内の野菜生産量不足などの原因で実現に至っていない。2022年9月の市議会で議員より圏央道の坂戸IC周辺に道の駅設置の提案があったが、市側は適地となる候補地が無いとの回答。道の駅検討委員会の設置提案に対しては「今後検討する」と答弁している。
幸手市
0
2009年策定の幸手市総合振興計画の中に圏央道の幸手IC付近に道の駅建設を促進すると記載されているが、10年以上経過した現在も道の駅に関する具体的な進捗は無し。2019年策定の第6次幸手市総合振興計画には道の駅設置に関する記述は削除されている。
狭山市
0
2015年9月の市議会でJA農作物直売所「あぐれっしゅ元気村」を道の駅に登録する提案、2016年9月の市議会で廃校となった東中学校跡地を利用した道の駅の提案が議員より提出されたが、いずれも実現せず。市議会における道の駅設置議論も極めて低調で、狭山市には道の駅構想は存在しないと見られる。
志木市
0
2013年度の志木市行政評価委員会から市に対する提言として、今後開通予定の国道254号線バイパス沿い(市の東部の宗岡地区)に道の駅などの直販施設を設置する提言がされている。但し、市議会等で道の駅に関する議論は活況ではない。市議会で取り上げられたのは2018年12月議会の一度のみ。その時も議員から道の駅設置の要望が出されただけで議論は行われていない。
白岡市
0
2020年11月に就任した新市長は所信表明で市内に温泉付きの道の駅を造る構想を披露。その後、道の駅に関して具体的な進捗は見られていなかったが、2022年12月の市議会で市西部の柴山沼周辺地域の観光振興施策として道の駅等の賑わいの拠点整備を検討することを表明した。
杉戸町
1
既存の道の駅「アグリパークゆめすぎと」の来場者数はコロナ禍前の2019年度が170万5千人、コロナ禍の2021年度は152万8千人。売上は2019年が5億9千万円、2021年度は6億円。指定管理料(税金の投入)も無く、優良な経営を進めている。また、埼玉県民が選ぶ埼玉県道の駅人気ランキング1位にも輝いている。ただ、開業から30年を経過し施設の老朽化が深刻な問題。今後は施設改善を進める方針。(2022年6月町議会の議論より)
草加市
0
2016年6月に市内への道の駅を建設推進するため草加商工会議所が中心となり「道の駅建設推進協議会」が設立された。2018年6月には市議会には市内への道の駅設置の陳情も提出されている。これに対して市側は「道の駅設置のメリットと課題を慎重に検討する必要がある」と答弁。但し、その後の市議会では道の駅に関する議論は行われていない。
秩父市
4
既存の道の駅の2021年度の年間来客者数と売上は、「ちちぶ」が40万3千人/2億1千万円、「あらかわ」は15万2千人/9千万円、「龍勢会館」は8万6千人/5千万円、「大滝温泉」は15万9千人/1億5千万円。「ちちぶ」以外は赤字の状況。また、道の駅「ちちぶ」は市の中心部にあり手狭な状況だが、周辺に空き地は無く拡張は難しい。市では防災機能を有する新しい道の駅の検討を始めているが、これは道の駅「ちちぶ」の移転なのか、或いは市内5つ目の道の駅設置を目指すのかは現時点では不明。(2022年12月、2021年3月市議会の議論より)
鶴ヶ島市
0
市議会では数年に一度議員より道の駅設置を求める提案が出されているが、2021年12月の市議会で道の駅的施設の「(仮称)つるの駅」構想を披露。場所は圏央道の鶴ヶ島IC周辺、鶴ヶ島ブランドの直売所を設ける等のプランを掲げている。但し、24時間トイレの設置、地域情報の発信等、道の駅登録要件を満たすのは難しいと判断し、道の駅登録は目指さないことを明言している。(2022年12月(仮称)「つるの駅」構想に係る調査特別委員会の議論より)
ときがわ町
0
ときがわ町では町議会の議事録がWEB上で公開を始めた2006年以降、道の駅に関する議論は一度も行われていない。2022年3月策定の第2次ときがわ町総合振興計画にも道の駅的施設の設置計画は記載されていない。
所沢市
0
市東部の松郷地区のコンポストセンター跡地に道の駅的施設「YOT-TOKO(よっとこ)」が2021年5月にオープン。過去の市議会で道の駅に登録するか議論されたことがあるが、現状は道の駅登録の動きは特にみられない。
戸田市
0
2018年6月の市議会で議員より都市型道の駅設置の提案あり。都市整備部長は「用地確保が難しい」と否定的な見解を示すも、市長は「新たな会議体の設置や既存の会議体で新たな議題として俎上にのせることについて、総合的な視点で今後、研究をしていきたい」と答弁。但し、その後の市議会で道の駅に関する議論は行われていない。
長瀞町
0
過去の町議会では道の駅に関して議論されたことは無いが、群馬県の人気の道の駅「川場田園プラザ」や隣の東秩父村の道の駅を視察する等、道の駅に全く興味が無いということでは無さそう。
滑川町
0
議員より年間80万人の来客がある森林公園の隣接地に道の駅設置の提案あり。町側は道の駅設置の効果を認めつつ、「滑川町には老朽化した公共施設をどうするかという大きな課題がある。現時点では道の駅整備に関する具体的な計画は無い」と答弁している。(2022年12月町議会の議論より)
新座市
0
将来的な都営地下鉄大江戸線(地下鉄12号線)の市内への延伸を見越して、新座市では2015年に「地下鉄12号線の延伸実現に係る新駅周辺地区におけるまちづくり構想」を策定している。その構想の中には地下鉄新駅と関越自動車道新座スマートIC(計画中)の中間点の馬場4丁目地内に道の駅「(仮称)にいざ」を設置する構想が記されている。2015年に策定された計画が現在にどの程度の効力があるか疑問はあるが、市議会では毎年1度は道の駅に関する話題が出ている。
蓮田市
0
2018年3月策定の第5次総合振興計画(2018-2027年)の中に道の駅「(仮称)はすだ」の推進計画が明記されている。ただ、計画はあまり進捗していない模様。計画期間の折り返し点に近い2022年12月の市議会でも、市側は道の駅設置に関して「今後も引き続き調査・研究につとめていく」という答弁で具体的な進展は殆ど見られない。議員や市民、また市長も計画策定時の2018年と比較して道の駅設置に対する熱量も落ちた感じで、市長は「もう一回立ち止まって検討しなければならないのではないか、というのが正直な話」と心境を明かしている。(2022年9月市議会の議論より)
鳩山町
0
2021年10月に上熊井農作物直売所「ちょっくま」がオープン。この農作物直売所は全国各地で数多くの道の駅を運営している(株)グッドスタッフが管理しており、この施設も道の駅的な運営を行う方針。現時点では道の駅登録に関する動きは見られないが、2022年6月には九州・沖縄「道の駅」連絡会駅長会事務局長の矢幡弾氏が「これからの農産物直売所と九州の道の駅の取り組みについて」という題目で講演するなど道の駅登録に興味を持っているようにも見受けられる。水面下で道の駅登録を目指している可能性も否定できない。
羽生市
1
既存の道の駅「はにゅう」は交通量の多い国道122号線沿いにありながら年間の来客者数(レジ通過者)は15万人を下回る寂しい数字。今後、国道122号線沿いには新しい商業モールがオープンする予定で、益々の交通量増加が予想される。議員より道の駅「はにゅう」の利用頻度を高めるために道の駅隣接地に羽生市の歴史資産を集めた歴史資料館を建設する提案に対して、市側は「羽生市公共施設等総合管理計画では、公共施設は新設を前提とせず、集約化や複合化により充実・見直しを図るとしている」と歴史資料館の建設には否定的。現状、発信不足である既存の道の駅の情報スペースを改善して市内の史跡に関する発信力の強化を行っていく予定。(2022年3月市議会の議論より)
市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
飯能市
0
2021年8月の市長選で道の駅設立を公約に掲げた市長が当選。2022年4月に策定された第5次飯能市振興総合計画に重点施策の一つとして、市北東部の精明地区に道の駅設置の検討が記された。既に2022年9月の段階で道の駅整備基金も設立。現状は検討段階でオープン予定など詳細は決まっていないが、意外と早くオープンする可能性がある。
東秩父村
1
2016年10月7日登録の道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」は2016年10月30日に道の駅としての営業を開始。既存施設の「東秩父和紙の里」を利用した道の駅になっている。登録後には農作物直売所がオープン、駐車場も拡張され利便性が増している。今後はバスセンターを作り地域拠点として住民の利便性向上と観光客の集客に努める方針。
東松山市
0
東松山市議会における道の駅設置の議論は2011年3月の市議会まで遡る。この時は市側は「財政等の諸事情により道の駅設置は難しい」と答弁。その後は道の駅設置に関する議論は行われていない。市内では2015年11月にオープンした直売所「いなほてらす」が道の駅に最も近い存在だが、今のところ道の駅設置に向けた動きは見られない。
日高市
0
日高市では2017年頃までは毎年のように市議会で議員より道の駅設置の提案が出されて、そのたびに市側は「現在のところ市内に道の駅を設置することは難しい」と答弁してきた。2022年12月の市議会で5年ぶりに議員より道の駅設置の提案があったが、市側は「道の駅は駐車場やトイレ、情報発信機能、地域連携機能など様々な要件があることから、既存の施設等を踏まえても設置することは大変難しい」と答弁している。
深谷市
3
既存の道の駅「はなぞの」の隣接地に深谷アウトレットモールが2022年10月にオープン。道の駅との競合が懸念されたが、市側の分析では、1か月足らずの期間で判断は難しいと前置きしつつも、競合よりも相乗効果の方が大きいとの判断。なお、既存の道の駅の2021年度の売上は「はなぞの」が12億4千万円、「かわもと」が4億円、「おかべ」が6億4千万円。(2022年12月市議会の議論より)
富士見市
0
2017年3月の市議会で議員より道の駅設置の提案に対して、市側は「道の駅は市の発展につながる重要な取り組みであると認識している。2017年度は市内に立地誘致する建築物の検討を進める予定だが、その中で道の駅を誘導することも選択肢の一つと考えている」と答弁。道の駅設置へ向けた機運が高まった感じがしたが、その後は市議会や委員会で道の駅設置の議論は行われていない。
ふじみ野市
0
2009年9月の市議会で議員からの道の駅設置提案に対して,市側は「地域活性化の一つの選択肢として検討したい」と回答。2020年9月の市議会で議員から国道254号バイパス沿いの道の駅設置の考えを問われたが、市側は道の駅設置は有効と認めつつ、「ニーズの把握、課題や問題点等の検討も含め、現在設置している自治体の事例も参考に調査研究したい」と慎重な答弁をしている。
本庄市
0
現在、国道17号線バイパス(本庄道路)が建設中だが、本庄市ではこれを契機に道の駅設置を検討中。2022年度よりプロジェクトチームを結成し、道の駅設置の可能性について検討を行っている。地方創生、防災機能、子育て支援など、地域に必要な機能を融合する道の駅設置を検討していく方針。2023年12月の市議会で市長は道の駅に関して「これからの本市の発展のためにも、市全体が一体となって推進していく必要がある事業」と発言している。
松伏町
0
国道4号線東埼玉道路でBRT(バス高速輸送システム)を自動運転で運行する専用道路の整備が計画されているが、松伏町ではBRT導入後の町内のバス交通体系を検討中。この中でバスターミナル機能を備えた道の駅を設置も検討されている。2018年3月に道の駅基本計画が策定されたが、その後一時中断。しかし2022年度後半より、再び道の駅設置の検討を再開している。候補地は町役場より600m東のゆめみ野地区。但し、立地条件が悪く採算を疑問視するパブリックコメントが幾つか散見されている状況。町側は2023年12月の町議会で「事業採算性を踏まえた上で推進していきたい」と答弁している。
三郷市
0
2018年10月の選挙で4選を果たした現市長は同年11月に開催された臨時市議会における所信表明演説で「市南部の東和地区に防災機能を備えた道の駅の整備を検討する」と発言したが、その後は特に道の駅設置に関する進捗は見られない。2021年6月の市議会で議員より道の駅の進捗状況を問われたのに対して、市長は「地域の方々と意見交換する中で必要に応じ検討したい」と答弁したのに留まっている。
美里町
0
町役場の南側で関越自動車道の寄居スマートIC近くの甘粕地区に道の駅設置を計画し、2023年度内のオープンを予定していたが建設中止となる可能性が高くなった。理由の一つは土地取得の問題で、計画地の土地を所有している14名の地権者のうち、数名が土地交渉に応じていないこと。また。最近になって県主導の埼玉版スーパーシティーPJの中で行われている産業団地や商業地、住宅地誘致に投資する方が有効と言う意見もある。町長は2023年12月の町議会で道の駅構想を一旦休止し、産業団地等の誘致に投資する検討を行うことを表明している。
皆野町
1
2012年オープンの既存の道の駅「みなの」は年々業績を伸ばしている。一般的に道の駅は開設1年目に客足を伸ばし、その後落ち着く傾向にあるが、道の駅「みなの」は10年目を迎えた2021年度のレジ通過者数は初年度と比較して8万人増の23万人。売上も初年度と比較して2億円増えている。(2022年6月町議会の議論より)
宮代町
0
町の中央部で東武動物公園の東側にある農業体験が可能な施設「新しい村」を道の駅に登録することを検討中。既に埼玉県の道の駅を管轄する埼玉県道路環境課に道の駅登録の打診を行っており、県側からは「新しい村が道路利用者にとって多様で質の高いサービスを提供する施設になっているか」「近隣の杉戸町の道の駅と距離が近いことから登録の妥当性確認が必要」との返答をもらっている。町側も24時間トイレの提供など懸念点があり、メリット、デメリットを整理して道の駅登録の検討を進める方針。(2020年9月町議会の議論より)
三芳町
0
近々にフル化される予定の関越自動車道三芳スマートIC周辺に「三芳バザール賑わい公園」を計画。その基本計画の中に道の駅機能を取り込むことが明記された。ただ、肝心の「三芳バザール賑わい公園」の計画は遅々として進まぬ状況。計画がこの先存続するかも不透明な状況になっている。(2021年3月町議会の議論より)
毛呂山町
0
2016年12月の町議会で議員からの町で生産した商品の販路に関する質問に対して、町長は「民間活力と共に進めていけるのであれば、私は道の駅構想、あるいは道の駅のような施設も一案だと思っている」と答弁。しかし、その後は特に道の駅設置に向けた動きは見られない。
八潮市
0
2017年3月の市議会で市長は「建設予定の外環八潮PAを、高速道路利用者以外も利用できる地域に開かれた道の駅としての活用を検討している」と答弁。2023年度の予算にも「(仮称)道の駅基本構想の策定」という名目で685万円の予算が計上されている。外環八潮PAは工事着工から5年後の完成を目標としており、2023年度には入札も行われているため、PAのオープンは2028年から2030年頃になりそう(公式発表はまだされていない)。道の駅としてのオープンもPAオープンと同時期と思われる。(2022年9月市議会の議論より)
横瀬町
1
既存の道の駅「果樹公園あしがくぼ」の2021年度の利用客数は48万1千人。年に2度もコロナの蔓延防止重点措置が発令されたにもかかわらずピーク時の2017年度の49万6千人に迫る来客数を記録している。売上は過去最高の4億4千万円を記録している。(2022年6月町議会の議論より)
吉川市
0
吉川市では農業者の高齢化、後継者不足、農地の遊休化の問題があり、これに対処するために農業拠点施設の整備を予定している。2022年4月に策定された「吉川市農業パーク基本構想」には吉川市の新たな拠点として農業公園、体験型農場と共に道の駅設置の構想も記されている。設置予定地は市南東部の三輪野江地区。オープン予定はまだ記されていない。
吉見町
1
既存の道の駅「いちごの里よしみ」は重点道の駅候補に選定。吉見町都市計画マスタープランには「道の駅の東側の敷地に町の中心拠点にふさわしい魅力的な商業施設の形成を目指す」と記されている。しかし、道の駅の東側敷地は市街化調整区域、かつ農用地区域であり、県や関係課所との協議が長期化している状況。商業施設設置の目途は今のところ立っていない。(2022年12月町議会の議論より)
寄居町
0
2020年10月に隣の深谷市に年間850万人集客する予想が出ている「ふかや花園プレミアム・アウトレット」がオープン。寄居町を訪れる客も大幅な増加が見込まれている。この機会を捉えて町内に道の駅を設置するという議員からの提案に対して、町長は「現状は具体的な取り組みを示す段階では無いが、寄居駅南口駅前拠点を中核とした中心市街地への誘客をはじめとする様々な手段を研究し、早期に事業に着手できるよう取り組む所存」と道の駅又は道の駅的施設の設置を示唆した発言を行っている。(2022年12月町議会の議論より)
市町村
市町村
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状況詳細
嵐山町
0
過去の町議会で町中央部の千手堂地区(国道254号線沿い)にあるJA埼玉中央の嵐山農作物直売所を道の駅に登録することが検討されたが実現せず。直近では2020年9月の町議会でも議論がされたが、町側は「財源の問題、維持管理の問題が解決できず今に至っている。現在は道の駅整備を考えていない」と答弁している。
和光市
0
和光市では市北部の新倉地区に国史跡の午王山遺跡に連携した道の駅設置を検討しているが、2010年10月に調布市で発生した外環道トンネル陥没事故が影を落としている。和光市には外環道トンネル工事で発生する残土を運ぶベルトコンベアがあり、残土を利用して道の駅などの市内のインフラ施設の建設を進める予定だったが、トンネル工事の中断により計画に狂いが生じている模様。しかし、和光市側から何かアクションを起こすことは出来ないので、状況を見守ている状況。(2022年12月市議会の議論より)
蕨市
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蕨市では過去の市議会で道の駅設置に関する議論は一度も行われていない。全国の市の中で面積が最小、かつ人口密度が最大の蕨市は、道の駅を設置するための用地を確保するのが難しいと思われる。