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計画中の道の駅 鳥取県 各市町村の対応状況

【2024年4月改定】鳥取県の各市町村の道の駅の設置計画の対応状況です。

(本サイトに掲載している内容は各市町村の議会議事録等、公開されている文書から調査した情報です。 各市町村が非公開で進めている案件、或は中止・中断の情報が非公開の場合など、 本サイトの情報が実情に合致していない場合もあります。あらかじめご了承願います。)

記号の説明:
 ◎ : 建設中
 ○ : 具体的に計画中
 ▲ : 検討中
 △ : 調査・研究中
 - : 否定、又は具体的な検討なし

(市町村名をクリックすると各々の詳細を見ることが出来ます)

市町村
市町村
既登録数
状況
状況詳細
岩美町
1
2015年春登録の道の駅「きなんせ岩美」は同年7月にオープン。2018年9月の町議会で農作物供給不足によりなかなか地元客を集めることが出来ないという問題点が指摘されたが、その後は経営は改善された模様。2018年の予算措置で1126万円の補助が出されていたが、経営改善により400万円が返金されている。(2019年9月町議会の議論より)
倉吉市
1
国道313号線の犬挟峠付近にある既存の道の駅「犬挟」は山奥という不利な立地条件もあり経営に苦戦中。累積で2350万円の赤字になっている。クラウドファンディングを用いたドッグラン整備など活性化策を講じているが経営的には厳しい状況が続いている。2017年9月の市議会で議員より平地部分に新しい道の駅を設置する提案が出されたが、市長は「現在計画中の北条湯原道路の計画を踏まえて、今のままでいくのか、道の駅を移設するのか、新しい道の駅を作るのか検討していきたい」と答弁していたが、道の駅移転や道の駅新設についてはその後は特に進捗は無い模様。(2022年3月市議会の議論より)
江府町
1
既存の道の駅「奥大山」の2021年度の売上は対前年比109%の1億円。経常利益は前年度は32万円の赤字だったが19万円の黒字に好転した。今後はレストランのメニューの充実と新商品の開発、イベントの実施により売上1億2千万円を目指す方針。駐車場不足が問題になっており、道路を挟んで向かい側に第2駐車場が設置できないか地権者と交渉を行う予定。(2022年12月、及び6月の町議会の議論より)
琴浦町
2
山陰自動車道の琴浦PA内にある道の駅「琴の浦」は2022年4月にリニューアル。日本海を見渡す眺望テラス席が設置された。リニューアル後の利用客はコロナ禍前の2019年度と比較して1.6倍に増加した。また国道9号線沿いにある古参の道の駅「ポート赤碕」は敷地内にある漁協施設(水産物直売所)が漁協主導でリニューアルを計画している。(2022年12月町議会の議論より)
境港市
0
2016年12月の市議会で市北部にある「海とくらしの史料館(台場公園)」に道の駅を設置する提案あり。市長は「外部アドバイザー招聘事業を活用して、道の駅「(仮称)境港」の実現可能性を探っていきたい」と前向きな答弁を行っていたが、2017年6月の市議会では「当面は(道の駅以外の)大型のハード整備事業が続くため、財政状況を考慮すると時期尚早と考えている」と一歩後退した答弁を行っている。その後、2020年9月の市議会で議員より道の駅設置の提案に対して、市長は「市内には道の駅的機能を果たす施設が存在するので、連携しながら観光振興を図っていきたい」と新たな道の駅設置については否定的な答弁を行っている。
大山町
1
大山町では山陰自動車道淀江IC活用事業を検討中。2022年9月までの町議会では既存の道の駅「大山恵みの里」が黒字経営であることから、「町内に道の駅は1つに限定しなくてもよい」という町長の発言等もあり、道の駅新設を推す意見が支配的だったが、2022年12月に開催された第1回山陰自動車道淀江IC活用事業検討委員会の場で「大山町には既に道の駅があるので同じものを造っても意味がない」という提言が出された。この提言で全てが決まるものではないが、道の駅新設はしない方向に傾きつつある状況。(2023年3月町議会の議論より)
智頭町
0
2015年6月の町議会で議員より道の駅設置の提案あり。町長は「町内には地元企業が運営する道の駅的施設がある。また近隣の河原町、西粟倉村に道の駅がある。現時点では道の駅設置の考えはないが、道の駅設置を検討する場合は、既存施設の運営状況を含め、整備に見合った販売・活用が継続していけるのか、慎重な見きわめが必要である」と道の駅設置に消極的な姿勢を見せている。その後の町議会では道の駅設置の議論は行われていない。
鳥取市
3
2019年春に登録された道の駅「西いなば 気楽里」同年6月にオープン。開業から15カ月目の2020年9月に来場者数(レジ通過者)100万人を記録した。場所は市西部の山陰自動車道浜村鹿野温泉IC付近。また2006年4月オープンの道の駅「神話の里白うさぎ」は2014年度の重点道の駅に選定されている。
南部町
0
2014年3月の町議会で前町長は「国道180号線南部バイパス沿いに道の駅設置を検討する」と答弁したが、現町長は道の駅設置には消極的な姿勢を示している。2016年12月の町議会で、町長は「消費者側の視点で見れば南部町に道の駅をつくって一定の人々が来ていただいて満足して頂ける施設になるかを考えると非常に難しいと考えている。この周辺は道の駅が飽和状態。道の駅設置を全面否定して撤退するとは言わないが、消費者の視点で町にとって何が良いのか、もう少し時間を掛けて検討したい」と答弁している。
日南町
1
2016年4月に道の駅「にちなん日野川の郷」がオープン。初年度売り上げは7千5百万円と堅調だったが、2017年度は1千5百万ダウンの6千万円と落ち込みが目立つ。その後は具体的な数値は公表されていないもののコロナ禍の影響もあり、経営状況はあまり順調では無い模様。特に冬場の農作物の供給に関して町議会の場で議論されている。(2021年3月町議会の議論より)
日吉津村
0
2021年3月の村議会で議員より道の駅設置の提案あり。村長は「村内にはアスパルや新鮮市場など既存施設がある。その充実・連携・強化を図ることが効果的であり、現時点では道の駅設置の考えは無い」と答弁している。
日野町
0
2016年12月の町議会で議員より国道180号線沿いにある現在未使用の根雨社会体育館跡地に道の駅設置の提案あり。町長は「そういう気持ちはある。工夫したい」と答弁していたが、その後は特に道の駅設置に向けた動きは見られない。
伯耆町
0
米子自動車道溝口IC付近に直売所、レストランを備える道の駅的施設「山の駅大山望」があるが、道の駅登録に向けた動きは特に見られない。
北栄町
2
既存の道の駅「北条公園」は大規模リニューアルを実施中。国道9号線を挟んで北側エリアと南側エリアの両側に施設を配置する。北側エリアにはRVパーク/農作物直売コーナー/飲食コーナーを配置、南側エリアには物販コーナー/レストラン/コンビニ/イベントスペース/防災倉庫を設置する予定。2025年4月リニューアルオープンを予定している。また、もう一つの道の駅「大栄」の隣接地にある「青山剛昌ふるさと館」は移転リニューアルを計画している。
三朝町
1
既存の道の駅「三朝・楽市楽座」は近年、客が減少しており毎年1千万円以上の赤字になっている。町では道の駅リニューアルを検討中。2018年度にコンサルタントに依頼し道の駅再整備の検討を行った。再整備の内容に関しては、現状、単独型の道の駅を、将来的に駐車場とトイレは国が整備する一体型に変更することが明らかにされているが、その他については明言されていない。(2018年9月町議会の議論より)
八頭町
1
JR因美線の私都川に架かる鉄橋が下流側に移動して架け替えになる予定だが、この移設によって生じる空地に道の駅を設置する議員提案あり。町長は「検討することは意義あることだが、どういった事業主体で事業を計画するのか、また、施設完了後の販売や運営方法などを含めて課題が多い」と指摘。「必要な面積、道の駅登録要件もあり様々な調査、研究が必要で、現在の詳しい事業内容等を鳥取県に確認したい」と答弁している。(2022年6月町議会の議論より)なお、既存の道の駅「はっとう」の2019年度の利用客数は2万6千人。
湯梨浜町
2
既存の道の駅「はわい」の年間利用客数は約38万人、「燕趙園」(有料エリア)は約7万人。
米子市
0
米子市議会では年に1回程度の頻度で議員より道の駅設置が提案されている。ただ、市側はいずれの提案に対しても設置に消極的な姿勢。2018年12月には市西部の国道431号線沿いへ、2019年9月には米子国際空港の立地を生かした道の駅設置、2020年12月には日本海沿いのアジア博物館を道の駅にする提案が出されているが、市側は「現時点では道の駅設置の計画は無い」と答弁している。
若桜町
若桜町
1